保育士の求人・転職・募集なら [保育ひろば]

保育ひろば

最終更新

求人数0

0120-689-796

2016.08.31

保育士の再就職って難しい?

保育士の資格は再就職の時に活かすことはできないのでしょうか?

保育士の資格は活かせるの?

保育士の仕事は子どものことだけでなく、保護者との関係、職場の雰囲気や同僚との関わりなど、いろいろな苦労があります。その中で職を離れてしまう人も少なくありません。また、保育士は女性が多いので、出産、子育てをきっかけに退職する人もいます。

 

しかし、やはり再び働きたいという気持ちも生まれてくるでしょうし、努力して取得した保育士の資格、そのままにしておくのは惜しい気持ちになることもあるでしょう。保育士の資格は再就職の時に活かすことはできないのでしょうか?

保育士を必要としている現状

保育士の資格を活かすのであれば、やはり保育施設への再就職がまず考えられるところでしょう。今は少子化で子どもの数が少なくなっており、それに伴って保育施設も著しく減少しているといわれています。しかし、保育士に対する求人はあまり少なくなっていないようです。

求められている保育士経験者、資格保有者

なぜ保育士が求められているのかというと、経済状況の変化で共働き家庭が多くなり、子どもを預けたいという保護者が多いのです。また、家族関係の変化で母親だけ、父親だけの家庭も増えています。そのような状況下、保育士は世の中から求められているのです。

また、他の職業においても、保育士の経験が生かされることがあります。特に保育士として多くの人と接してきた経験は人間関係の調整役として、また資格を取得するために努力してきた経験も粘り強い働きに生かされることがあります。

 

どんな理由であれ、一度退職するとネガティブな気持ちになってしまうものですが、必要とされているという自覚は自信を生み、新たな一歩を踏み出す活力となるのです。

保育士の再就職を後押しする動き

ここでは、保育士が求められているという様々な状況について解説していきます。

地方自治体の再就職支援活動

子育て、保育の状況は時代によっても変化しますが、地域によっても大きく変わるものです。特に子どもの多い地域では保育士は常に求められていますし、少子化が問題になっている地域でも、子育てしやすい環境作りのために保育施設を充実させたいと考え、保育士を求めるものなのです。これらの問題を解決するために、現在活動していない保育士の再就職を支援する活動を地方自治体が行っているのです。

 

その内容としては、ブランクを埋めるために行う最近の保育事情についての講習会や職場体験実習、ハローワークを通した求職登録、職場のあっせんなどがあります。ブランクが長いと再就職に自信がなかったり、勤務日や勤務時間などについて明確に考えていなかったりするものですが、それでもまず研修に参加することを奨励しています。
そして実際に研修することによってどのように働きたいか、具体的な考えがまとまってくることもあるようです。

様々な勤務形態

就職というと、どうしても正規採用を求めてしまうものですが、今はいろいろな勤務形態があり、自分の体調や予定に合わせて働き方を選ぶことができるようになっています。派遣採用の保育士や、パート・アルバイトの保育士が増えているのです。

社会保障や福利厚生の面では多少頼りないところがありますが、何といっても自由な時間が増えます。子育てを理由に一度退職した人は子育ての合間に、保育士以外の道を模索している人は、他の資格所得の勉強や就職活動に空いた時間を活用しましょう。

 

また、パート・アルバイトであれば保育施設内で課される責任も軽くなりますので、以前感じていた精神的重圧から解放されるのもメリットのひとつです。

様々な保育施設

子ども

保育士の活動は保育園のみで行われるものではありません。今は様々な保育施設があります。土日祝日でも保育を行う施設も増えており、そこで働ける人材は常に求められています。病院や美容院などでは、子どもを預かるスペースが設けられ、保育士を常駐させるところもあります。

 

また、母親だけで働く場所として、夜営業される飲食店などがあります。そこでは従業員の子どもを預かる保育所が設けられているところがあり、そこでも保育士が募集されているのです。いわゆる保育園とはだいぶ雰囲気が違うこれらの施設ですが、保育が求められている場所であることには変わりありません。
また、そこには保育士を待っている子どもたちが確かに存在するのです。

他の職業への道

保育士ではなく、他の職業に再就職したいという人もいるでしょう。では、保育士の資格は他の職場では活かされることがあるのでしょうか。結論から言うと、業務内容に直接役立つ職種はほとんどありません。

 

しかし、履歴書に保育士の資格があることがあなたの信用を増すことは間違いありません。保育士の資格はあなたが努力家であることの証しだからです。ただ、なぜ退職したのかについてはきちんと説明する必要があります。ウソを言う必要はありませんが、自分を貶めるような言い方は避け、前向きに転職したいと考えていることをアピールしましょう。

保育士の資格や経験が生かせる職業としては、医療、介護系の職業があります。再び勉強して、看護師や介護士の資格取得に挑戦する人も少なくありません。医療、福祉系の学校では、保育系の学校で取得した単位が認定されることもありますし、授業や実習、現場での活動でも理解しやすく、気の利いた行動ができる場合があります。

保育士としての勉強や経験は無駄にならない

履歴書の特技、資格欄は、何も書いていないと頼りないものです。商業や工業などの実業高校では、ここにどれだけ資格が書き込めるかによって就職活動に差が出るといわれています。ということは、保育士の資格があるあなたはとても有利なのです。保育はほとんどの人が関わり、社会的な関心も高い事柄です。

 

そこに関係する仕事も多く存在し、あなたを求めている職場もあると考えられます。もちろん過信は禁物ですが、自信を持って再就職のための活動を行ってください。資格取得のために努力したり、保育士として様々な業務をこなしたりしてきたのであれば、これからどのような仕事に就くとしても、問題なくやりこなすことができるのではないでしょうか。

コンサルタントによる転職サポートはこちら

▼おすすめの求人はこちら

保育士の求人一覧

パート求人一覧

正職員の求人一覧

▼この記事を読んだ方におすすめの記事はこちら

・初心忘れるべからず!保育士を目指した「きっかけ」ってなんですか?

・子育てと仕事の両立はできる?これからの保育士の働き方とは

・保育士の再就職は可能なの?