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2016.09.01

職場選びのポイント

保育士が長く働くためには、どのような職場選びをすればよいのでしょうか?

理想だけでは保育士は続かない?

子ども

保育士になる人は子どもが好きで、子どもと一緒にいられる仕事をしたい、という理由で保育士になる人がほとんどです。しかし保育士の仕事はなかなか大変なものです。体力も必要ですし、親とのトラブル、職場での人間関係などに悩むことも多く、労働時間が長い、子ども達を家に帰した後でも、教材を作成するなど仕事量も多いのです。それでいて給料は高くありません。

それでは長く仕事をする気力もなくなっていってしまうこともあります。長く働くためには、どのような職場選びをすればよいのでしょうか?

給与や福利厚生を確認

保育士として仕事をする上で、どのような保育ができるか、雰囲気はどうか、などといったことは重要なことですが、初任給などの給与、賞与、休日休暇、育児休暇などの福利厚生が充実していることも重要です。
働くスタッフが快適に仕事ができるための福利厚生がどれくらい充実しているか、ということを確認することが長く働き続けるための職場選びのポイントともなります。

スタッフのやる気を起こさせる福利厚生

長く保育士を続けていくには、結婚・出産をしても仕事ができる環境でなければ仕事を続けることはできません。
また初任給などの給与も重要です。生活をしていくことができなければ困ります。スタッフが快適に働ける環境は、スタッフの仕事に集中できることにつながります。

また、給与が高ければよりやる気も出るでしょう。職場として福利厚生が充実していることは、長く働くためには大切なことなのです。

長く働くための職場選びのポイント

保育士として、自分のやりたい保育ができる職場であるということは重要です。さらに初任給は福利厚生が充実していることで、長く勤務することが可能になります。そのためにも自分のライフスタイルに合わせた職場を選ぶことも大切です。

保育士の初任給は?

仕事の大変さの割に給与が高くないと言われている保育士ですが、就職する職場によっても初任給は違います。

▲公立の保育園

公立の保育園では多くの場合、短大卒で初任給は18万円程度です。さらに通勤手当、地域手当、扶養手当、住居手当、ボーナスが加算されます。
ここから社会保障費などが引かれるので、手取りは16~17万円程度。地域手当というのは、人口が多い地域につく手当です。東京などの都心部は地方と比べるとこれが高い傾向にあります。公立の場合、最初はほぼ毎年昇給することが多いです。

▲私立の保育園

私立の保育園の場合、初任給は約16~17万円です。ここに通勤手当や賞与がつきます。住居手当や扶養手当などは保育園によって異なります。
さらに社会保障費などが引かれます。

初任給で選ぶなら公立保育園?

保育士

公立保育園の方が私立よりも初任給が高い傾向にあり、昇給もありますし、手当もしっかりとつくので安定しています。
さらに、産休などの育児休業制度など福利厚生も充実しています。私立の保育園と比べると、離職率が低いのも納得でしょう。

 

しかし、公務員ということで転勤があったり、災害の際には避難所になったりと決められた役割があり、それを果たさなければなりません。
さらに、なかには障害を持つ子どもや児童虐待などといった問題にも率先して対応することが求められます。

自分のやりたい保育を選ぶなら私立?

私立の保育園は公立と比べると、初任給は低く、昇給も保育園によってないところもあったり、手当も少なかったりするケースもあります。育児休業制度などの福利厚生も整っている保育園もあれば、充実していない保育園もあります。私立の保育園に就職する際には、福利厚生面においてはよく確認することが必要です。
一方で、私立の保育園は方針や考え方が経営者によってさまざまです。その中から自分の考え方にぴったりの保育園を探し出すこともできます。

学歴による初任給の違い

保育士の初任給も一般企業と同様、学歴によって初任給が異なる場合があります。短大卒と専門学校卒はほとんど同じですが、大卒の場合は約2万円高くなります。全ての保育園において学歴によって差があるわけではなく、専門学校卒、短大卒、大卒すべてが同じ初任給の保育園もあります。
中には大卒の採用をしていない保育園もあります。大卒の場合は、保育士として働き続けるというより、カウンセラーになったり、独立したり、管理職になる、という道に進む人も多いようです。

長く働くための福利厚生のチェックポイント

▲育児休暇はどのようになっているか?

女性として大きな問題は、結婚・出産をした時にどのような制度が利用できるかということです。育児休業制度などの制度がなければ、退職しなければなりません。
産前・産後休暇はいつから、どれくらい取れるのか、育児休暇はどれくらい取れるのか、産後の短時間勤務制度などの制度はあるのか、といったことを確認するようにしましょう。

法律では産前・産後休暇中、その後の30日間に保育士を解雇することはできないことになっています。就職を希望する職場ではその制度がどれくらい利用されているか、ということも合わせて確認するといいでしょう。

▲有給休暇がしっかり取れるか

中には有給休暇があっても、忙しくて取れないという職場もあります。きちんと休暇が取れるかどうかをしっかり確認しましょう。

▲交通費は全額支給か

通勤手当が全額出るとは限りません。どれくらい支給されるのか聞いておきましょう。

▲お得に利用できる施設がある

保養所やフィットネスクラブ、エステサロンなどスタッフがお得に利用できる施設などが充実しているか、という点も要チェック。ストレス解消につながる大切なポイントです。

快適に仕事を続けるために

職場で長く働くためには、自分の理想と合っている保育方針であることが重要です。さらに働く環境が快適であることが大切。
どんなに理想と合っていても、体力的につらかったり、生活をしていけない程度のお給料だったりでは仕事を続けていくことができません。福利厚生は快適に、長く仕事を続けていくうえでとても大切なことです。

学歴や公立、私立などによっても初任給や福利厚生の充実度が異なります。仕事内容はもちろんですが、福利厚生の面においてもよく確認して職場を決めるようにしましょう。

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