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2018.03.26

保育士として自分に合った職場を選ぶには?

せっかく資格を持っているのですから、家庭と両立しながら仕事をしていきたいと考えている人も少なくありません。どうしたら就職した職場を離職せずにすむのでしょうか。

保育士って大変?

どのような職業も苦しく、つらいことも多いものです。さまざまな理由で就職した職場を辞めなくてはならないこともあるでしょう。保育士の仕事も決して楽な仕事ではありません。子どもは理論で理解させることはできませんし、親との関わりも難しい問題です。そういった中で大半が女性である保育士は、家事や育児との両立ができず離職率は増加していると言われています。

せっかく資格を持っているのですから、家庭と両立しながら仕事をしていきたいと考えている人も少なくありません。どうしたら就職した職場を離職せずにすむのでしょうか。

自分に合った就職先を選ぶ

子どもが好きで保育士になっても、さまざまな理由で離職をする人も増えています。離職しないためには、自分の考えに合った職場、結婚しても続けていける環境が整っている職選びをすることが必要です。保育士の職場は主に保育園ですが、他にも保育士の資格を生かせる職場はたくさんあります。

さらに正社員としてではなく、パートやアルバイトなどの形態で仕事ができる職場選びをすることも必要です。

保育士の資格を生かす職場

保育士の資格を生かせる職場には、保育園のほかに児童養護施設や助産院、児童家庭支援センターなどさまざまな施設があります。それぞれどのような保育が必要かを知り、自分のやりたい保育はどのようなものか、ということを認識し就職先を考えることも必要です。

また、それぞれの施設でどのような形態で仕事ができるかを確認し、結婚・出産をしても復職できる職場を選ぶことで、保育士の資格を生かすことができるでしょう。

保育士として一生仕事を続けていくには?

保育士

少子化が叫ばれている現代ですが、保育士不足が起こっているとも言われています。離婚率が高くなり、一人で子どもを育てている母親が増えたこと、結婚していても仕事を続ける女性が増えたこと、核家族化などにおいて子どもを預ける親が増えていることが主な理由です。

しかし、保育士の需要が高まっている中、保育士の離職率が増加していると言われています。資格を持っているのに仕事ができない、という保育士も多いもの。保育士として仕事を続けていくには、職場選びが重要です。

保育士の離職率が増加している原因

増加している保育士の離職率。その原因はどのようなことでしょうか?

▲モンスターペアレントの増加

子どもに関することとなると、親はさまざまな注文やクレームを言ってくる場合もあります。それが理不尽なことでも、保育士として受け止めなければなりません。親同士の間に立つこともあります。そういったことがストレスになるようです。

▲職場での人間関係

女性の多い職場ですから、細かいことが気になったり、良好なコミュニケーションを取るのが難しかったりする場合もあります。

▲給与の問題

保育士の給与は高いとは言えません。それでいて精神的にも体力的にも負担が大きいもの。それが我慢できずに離職へとつながることもあります。

▲家事や育児と両立できない

保育士不足の現在、人員不足になっている保育園も少なくありません。そのような状況で、自分の子どもが熱を出したからといって、急に早退したり、遅刻をしたりできるものではありません。家事や育児との両立が難しいということも離職率を高めている理由の一つです。

▲保育に対する方針の違い

就職してみると、保育園の教育方針が自分の考え方と違っていた、ということもあります。それではストレスが溜まるばかり。自分に合った保育園を探すために退職する、と言うケースもあります。

職場選びで重要なこと

保育士として離職しないためにも、自分に合った職場かどうかを確認することが大切です。そのためには、就職を決める前にさまざまな保育園に行ってみることです。見学に行って、中の様子や雰囲気を感じ取り、方針や理念を確認して自分に合っているかどうかを見極めることが重要です。
また、保育士の資格を生かせる職場は保育園だけではありません。保育園以外にも次のような職場もあります。

▲児童養護施設

乳児以外の18歳までの児童が入所している施設です。保護者がいない、または保護者から虐待を受けた児童もいます。精神的サポートが重要視される職場です。

▲病棟保育士

病院に入院している子どもの保育を担当します。入院中の子どもの精神的ケアも必要となります。

▲障害者施設

知的障害児通所施設は知的行動に障害のある子どもが通う施設です。障害のレベルに合わせた対応が求められます。情緒障害短期療養施設には、不登校や過食・拒食症など精神的に障害のある子どもの施設です。児童の生活の指導を行うことが仕事になります。

他にも母子生活支援施設、助産施設、またはベビーシッターなどとしても活躍できる場があります。

ステップアップのための資格

保育士としてもっと勉強したい、ステップアップをしたいと考えるなら資格を取得する戸も大切です。資格を持っていることで、就職先の幅が広がったり、将来は独立したりすることも可能です。

▲幼稚園教諭

現在では保育園と幼稚園の両方の機能を兼ね備えた「認定こども園」が増えています。その場合、保育士の他に幼稚園教諭の資格も求められます。

▲チャイルドマインダー

個別保育のプロの資格です。企業保育室やベビーシッター、または自宅で託児所を開業することも可能です。

▲キャンプ・インストラクター

キャンプに必要な知識を持ち、指導ができる資格です。キャンプに参加する子どもも多く、その際に役に立つ資格です。

後悔しない職場選びを

自分の思い通りの保育ができ、長く続けていける職場に就職するには、さまざまな保育園に行ってみて実際の現場を見て、肌で感じることが大切です。自分のやりたい保育は何か、どのような子どもと接していきたいか、ということを念頭に置き、保育園以外の職場も見てみるといいでしょう。離職率が高くなっている現在、保育園などでは環境や待遇面において見直しをしているところも増えています。

給与や待遇、福利厚生などに関しても確認し、結婚・出産しても仕事を続けていける職場かどうかを確認しましょう。

また、正社員にこだわらないのであれば、パートやアルバイト、派遣といった働き方もあります。自分に合った仕事の方法を選び、せっかく取得した資格を生かして好きな仕事をしていきましょう。

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