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2016.08.31

保育士資格の取得方法とその難易度

保育士になるための資格とはどういうものなのでしょうか。また、その資格を取得する方法と、難易度はどれくらいなのでしょうか。

保育士になるための資格とはどういうものなのでしょうか。また、その資格を取得する方法と、難易度はどれくらいなのでしょうか。

保育士は国家資格です。国家試験を受験して合格する方法と、養成学校を卒業する方法があります。受験の難易度の方がやや高いでしょう。

保育士資格試験の合格率は、15パーセント未満というデータが出ています。しっかりと勉強に集中し、知識を身に付けなくてはなりません。

保育士とは

子どもたち

保育士は、0歳児から小学校就学までの幼児を保護者から預かり、食事や排せつ、遊びなどを通じて総合的に保育する専門の資格を持って働く人のことを指します。保育士は国家資格。保育士として業務に就くには、資格を取得して都道府県に登録を行わなければなりません。

古くは保母さんとも呼ばれてきましたが、男性の業務従事者も多くなり2003年の法改正の際、保育士資格証明書だけでなく国家試験に合格した証を持つ人を総じて保育士と呼ぶようになりました。保育士は一度取得すれば更新の必要もなく、生涯にわたって活用できる資格です。

保育士になるには

実際に保育士という資格を取得するには、2つの方法があります。

1つ目は、保育士資格試験を受験して合格する方法。
2つ目は、保育士を養成する専門の学校に通う方法。

どちらをとっても同じように働くことができます。ここからはそれぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

保育士資格試験とその難易度

都道府県が実施する保育士資格試験は、年に一度、8月に全国で一斉に行われます。受験に必要な条件は以下の通りです。

4年制大学や短大・専門学校を卒業しているか、4年制大学に2年以上在籍して62単位以上を取得しているか、中学か高校を卒業後に児童福祉所などで2年以上の実務経験があるか
この条件を満たしていれば、性別や年齢は関係なく受験できます。試験内容は、9科目の筆記試験と実技試験。筆記試験は保育に関する専門的な内容です。

 

勉強は各自で行うことになりますので、テキストを購入して勉強する方、専門の学校や通信教育で勉強する方など様々な方法を採る方がいます。試験自体の難易度としては、合格率は15%未満。これは1200以上存在する国家資格の中では標準的な数値で、真ん中くらいの難易度といったところです。
とはいえ専門的な知識が必要になりますので、養成コースなどで集中的に勉強することが合格への近道と言えるでしょう。費用や時間は少なくて済みますが、独学で勉強するにはやや大変かもしれません。

保育士を養成する学校に通う

専門の養成学校を卒業することで、自動的に保育士の資格を取得する方法です。保育系の4年制大学、短大、専門学校と最近は色々とありますので、自分に合った学校を調べてみましょう。学校によっては卒業時に試験が必要なこともあります。
保育士を志す人の多くが専門学校を出ているのが現状で、最短2年で資格を取得することができます。必要な授業を履修し、単位を取得することでじっくりと保育士に関する知識を身に着けることができ、更に受験を行わなくても資格を得られるのがメリットです。

ただし独学や通信講座で勉強するよりも格段に費用と時間がかかるのがデメリットかもしれません。知識のほかに、ピアノなど現場で役に立つ技能を身に着けることもできます。

保育士以外に必要な資格

保育士資格を取得できたら、都道府県に保育士登録を行い、保育士証を発行してもらうことではじめて保育士として働くことができるようになります。
その後は自分の希望にあった職場を探すわけですが、公立の保育園に勤務したいと考えるなら、公務員試験に合格することが必要となります。

希望とする働き方を考える

保育園資格を取得したら就職活動を経て保育園などで働きましょう。どんな職場で働きたいのか、希望の働き方をきちんと考えておくことが重要です。

現在、保育の種類は多様化しています。働く母親が増え、早朝や夜間まで面倒を見てくれる保育園や24時間体制で見守ってくれる保育園の需要が高まっていますし、大手企業内やデパート内の託児所なども増えてきています。年齢も以前は4~5歳を中心に預けられていた子供たちが、乳児から幼児まで幅広く対応する保育園も増えました。

自分の資格や条件、希望と照らし合わせて、何を強みとして職場を選んでいくのかがポイントとなってきます。

そして自分の条件として譲れないことは何かを考えましょう。勤務時間外の仕事が多くても給料が良い職場が良いのか、それとも就業時間がきっちりとしている職場がいいのか。
子供がいる人は残業ゼロの職場を選ぶことも大切ですし、結婚予定を控えている人は休みや産休制度など、福利厚生のきっちりとした職場を選ぶことも重要です。

正職員を目指すのか、パートや派遣を目指すのかも決めておきましょう。どういうライフスタイルを希望するのかを自分の中で明確にしておくことが大切になってきます。

保育士の魅力とは

あなたが保育士を目指したきっかけは何だったでしょうか。きっと子供が好きで、子供たちとふれあいたいと思ったからでしょう。保育士は、はじめてつかまり立ちができた瞬間や、嫌いな食べ物を食べられた瞬間など、子供たちの成長の瞬間に立ち会うことのできる素晴らしい仕事です。

また、子供たちもあなたの姿を見て「大人とはこういうものなのか」と理解すると同時に、子供たちにとっても何でも話すことができる身近で重要な人間になるでしょう。保育士の仕事は多岐にわたり、忙しくて大変なこともあるでしょうが、初心を忘れずに頑張ってください。
給与や休暇などの条件で納得のできる職場で、子供たちの笑顔と賑やかな声にあふれる中、きっとあなたのスキルが発揮できるはずです。

自分で保育士資格試験を受験する方法と養成学校を卒業する方法、どちらにもメリットとデメリットがあります。通信講座などを利用して集中的に勉強すれば独学でも国家試験もさほど難しくはないでしょうし、費用と時間に余裕があれば学校を卒業することで幅広い知識が身に付けることができます。

時間や費用と相談し、自分に合った方法を選びましょう。一度取得すれば国家資格なので更新の必要はなく、生涯を通して現場で活躍することができます

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