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2016.08.31

保育士資格を独学でつかみ取るための最短学習法

独学のデメリットを踏まえたうえで、保育士試験に独学でパスするのに最低限必要と思われる対策方法をご紹介します。

保育士の資格を独学で取得しようとする人が増えています。

保育士になろうとするときにまず思い浮かべるのが保育士の養成学校です。専門学校の中には幼稚園教諭と保育士の育成を目的とする学校があります。いずれも隣接分野の国家資格のため施設も充実していて、校内実習で学んだ後、近くの幼稚園や保育園などで十分な施設実習を受けます。保育士のために作成された専用カリキュラムなので、無駄なく効率的に資格を目指すことができます。

 

近年では保育士にも得意な専門分野を磨くことで自分らしい職業づくりをするため、スポーツや音楽、料理など専攻コースに分かれて学ぶことのできる学校も登場しています。保育士としての基礎知識から卒業後の就職サポートまでさまざまなメリットがある保育士養成施設ではありますが、在学のための費用や通学に要する時間が掛かるのがネックと言えます。

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そんななか保育士試験に合格することで資格取得を目指す方法が注目されています

独学で国家試験にチャレンジすることは並大抵の努力ではありませんが、勉強の仕方や工夫次第で十分に合格を目指すことができるのが保育士試験です。養成学校に通わずに保育士試験の合格に必要な学習方法としては、テキストや問題集を買ってきてひたすら自学自習する独学のほか、保育士試験の通信講座を利用したり、保育士試験対策専門のスクールに通学したりする方法があります。

 

ただし、すでに幼稚園教諭免許の保有者はこの限りではありません。どの方法で勉強するとしても専門学校に通学するよりは勉強法や出題のコツをつかむのに一苦労はあります。

 

それでもやはり独学で資格を取得したいときは、どういったポイントに気をつけなければならないのでしょうか?

独学はともすると勉強の回り道をしてしまったり、モチベーションが続かなかったりといったデメリットが心配です。それらを踏まえたうえで、保育士試験に独学でパスするのに最低限必要と思われる対策方法をご紹介します。

ここでご紹介する独学のアプローチは実際に保育士試験に自らの力でチャレンジして見事合格を勝ち得た体験談を元にしています。独学でもしっかりとした準備と対策を採れば合格は必ず見えてきます。あきらめることなく是非参考にして保育士になる夢を叶えてください。

保育士試験対策で必ず用意したい3つのアイテム

独学の場合、勉強に使える時間も限られているため日常的に使用するアイテムも絞り込む必要があります。独学成功者が必ず用意しているのが、「過去問題集」、「教科書(テキスト)」、「試験情報」の3つです。それぞれどういった特徴と使い方をしていけばいいのか見て行きましょう。

過去問題集

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これがなければ独学の試験対策はまず無理と断言できるほど重要なものです。過去問題は本番の試験の傾向を知るために必ず解いておく必要があります。最低でも3年分といわれていますが、できれば5年分ぐらい解いておいたほうが出題のポイントが体で覚えるのでおすすめです。
過去問題集に取り組み時期ですが、多くの人が試験の直前になってから解き始めますがそれはかなり非効率な方法です。たしかに、独学をし始めたときは知識がまったくのゼロ状態のため、テキストを教科書として読み込んだり、セクションごとに用意されたチェック問題を解いたりするのが普通だと思います。この方法はたしかに王道で順序良く知識を積み上げて定着させるのには向いているものの、時間のない独学者にはあまりおすすめできるものではありません。

テキストは一回通り、ざっと内容を掴んだらすぐに過去問題を1年分解いてみます。もちろん最初は散々な点数しか取れないはずです。それでも、十分に知識を学んでから過去問題に取り組みたいという完璧主義はいったん横において、3年分ぐらい解いていくと、本番の試験問題ではどういう出題がされやすいのかや、年度に関わらず出題される定番ジャンルが見えてきます。

 

さらに、過去問題に早くから慣れておくことでテキストの知識をアウトプットする回路が作られ、試験直前になって出題傾向に戸惑うことも少なくなります。実際の取り組み方としては、本に直接答えは書き込まず、ノートを別に用意して回答していきます。解き終えたら、答え合わせをして間違った問題がわかるように本にチェックをしていきましょう。

そうすれば、何回も解いていくうちにどうしても苦手な問題のジャンルが一目でわかるようになり、その分を集中してテキストで確認・補完すれば無駄がなくなります。過去問題集は答えや解説が別冊として切り離せるものがベストです。そちらにも間違った問題をチェックして、すきまの時間に読めばフィードバックがしやすくなるでしょう。

教科書(テキスト)

保育士試験で使われるテキストは全国社会福祉協議会が発行するものがメジャーです。「保育士養成講座」としてラインアップされているもので、内容がとても充実しており試験で扱われる知識を網羅しています。

 

ただし、テキストを最初から読んでいくのはかなり骨が折れます。最初にわかりやすくコンパクトにまとめられた入門テキストを購入して出題範囲をざっとつかんだ上で本格的なテキストに進むのがスムーズです。そして、「過去問題集」のところでも触れたようにテキストと過去問題を照らし合わせながら勉強を進めるとインプットとアウトプットが同時に行えます。

試験情報

インターネットには最新の試験情報や法改正情報があふれています。また、保育士試験を目指す学習者のための掲示板もあり、お互いに励まし合ったり、情報交換をしたりすることが可能です。とくに保育士のような国家資格では年度ごとに法改正があると次の試験に反映されることもあります。常に情報のアンテナを張り巡らせて、頭の知識を最新のものにしておきましょう。

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