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2016.08.31
保育士の転職面接のコツ!辛い気持ちを前向きに変換して転職理由を伝えよう
保育士として新たな職場を夢見て転職活動!書類選考を通過して、面接へ進んだときに必ず聞かれるのが「志望動機」と「 […]
保育士として新たな職場を夢見て転職活動!書類選考を通過して、面接へ進んだときに必ず聞かれるのが「志望動機」と「転職理由」。
「夫(妻)の転勤でやむを得ず」や「保育園の閉鎖で仕方なく」など、誰が聞いても納得できる理由で退職した場合は問題ありませんが、人間関係の問題や労働環境が辛いからという理由で退職した場合、そのまま伝えるとマイナス評価につながることも。
では、どのように転職理由を伝えれば好印象になるのでしょうか。
嘘や愚痴っぽさは見抜かれるので注意!
「保育園の人間関係が悪かった」「残業が多くて辛かった」といった転職理由はありがちなパターンですが、そのまま面接で伝えたら……相手はどう思うでしょうか。
自分には非がなかったとしても「あの人がいなければ続けられた」「最初に聞いていた話と違って辛い」など、決して良い印象を残す面接にはならないでしょう。逆にコミュニケーション能力や忍耐力が欠如していると判断されかねません。
また「リストラの対象にされた」「体を壊して辞めた」「家庭の事情」など、どんな理由であれ事実と異なることを述べるのは考えもの。ばれないだろうと思っていても、思わぬところから嘘だと分かってしまうこともあります。内容によっては採用後に問題になることも考えられますので厳禁です。
マイナスイメージの理由はプラスαの一言を!
保育士に限った話ではありませんが、退職理由というのは、そもそもマイナスの印象になりがち。面接する相手もそれをわかって聞いているケースがほとんどです。
「転職を通してマイナスをどうプラスに変えようとしているのか」を知るために聞いていると言っても過言ではありません。新しい職場でどう前向きに仕事をしたいのかを、きちんと相手に伝えることが大切です。
「保育園内での人間関係が悪い」をプラスに言い換えると?
保育園内の連携が十分でなく、改善を図るために積極的にコミュニケーションを取ろうとしていました。しかしそれぞれが業務に追われている環境で、子どもたちや保護者の皆様にもご迷惑をおかけすることもあり、ストレスになっていました。保育士全員が連携しあえる環境で働くことで、より良いパフォーマンスで成果をあげたいと思い、転職を決意しました。
「残業が多くて辛い」をプラスに言い換えると?
前職は事務仕事などの「保育以外の仕事」を重視する環境でしたので、効率よく仕事することを心掛けていましたが、保育士として子どもたちの声にゆっくり耳を傾けてあげる時間をもっと確保したいと強く思うようになり、転職を決意しました。
転職理由は伝え方一つで印象が変わる!
円満退職ではない場合、辛い状況を思い出してしまい下を向いたり不機嫌な顔になったり、ボソボソと話してしまったりしがち。これでは「この人はうちで働けるのかな」「またうまく行かないんじゃないかな」などと思われてしまいます。
まずは明るく、視線をあげてハキハキ話すことを意識しましょう。同じことを伝えていても相手が受け取る印象はまったく異なるものになります。
また前職での出来事について、相手のせいにするような批判的な言い方は自己中心的な印象を与えかねません。自分に非がないと思っても、別の角度から見たら悪い印象を与えることもあるので意識しておきましょう。
転職は単に職場をリセットする訳ではなく、新たな保育士としてのスキルを積みあげる職場に出会うためのもの! 新しい職場でどう成長していきたいのか、どういった価値を提供できるのかというスタンスで面接に挑むのが成功のポイントです。
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