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2021.03.18

知っておきたい!保育園の実習で学ぶべきこと

保育士を目指す学生の皆さんが、保育園での実習で学んでおきたいことをお伝えします。

保育士を養成する大学や短大、専門学校では、カリキュラムに必ず保育実習が組み込まれています。保育実習は、これまで勉強してきた保育原理や心理学などを実践に活かすための貴重な機会。短い期間ですが、たくさんのことを吸収したいですね。

保育実習が近づいてくると、たくさんの子どもたちと出会えるワクワク感とともに、ちゃんとできるか不安になる人も多いのではないでしょうか。今回は、保育士を目指す学生の皆さんが、保育園での実習で学んでおきたいことをお伝えします。

保育を実践で学ぶ「保育実習」

保育士になるために必要な保育実習は、どのようにして行われるのでしょうか。

保育実習ではどんなことをするの?

保育園で行う実習は、大きく分けて3つあります。

・見学実習
保育園での1日の流れや、子どもたちとのかかわり方などを見学、観察します。将来保育士として働くうえでの、具体的なイメージづくりにつなげていきます。

・部分実習
保育園で、実際に保育士の補助として子どもたちにかかわっていきます。現場にいる保育士がどのように判断し、行動しているのかを学びながら、自分自身も実践していきます。保育園によっては一部の時間を任され、実習生を中心に手遊びなどを教えることも。

・全体実習(責任実習)
保育園での実習の仕上げとなる全体実習(責任実習)は、補助ではなく主担当として保育を行います。保育園での1日の流れを踏まえ、1日の指導計画作成から実際の保育までを一貫して行うため、念入りな準備が必要です。

保育実習は「技術」だけでなく「心」も学ぶ場

保育園での保育実習は、これまでの勉強の成果を発揮する場でもありますが、何より保育士としての心構えや、「理論」だけでは見えてこない「子どもたちの気持ち」を学ぶことができる大切な場です。

先輩保育士の視点や動きに注目

保育園での実習中は、先輩保育士が子どもたちの行動に対し、どのような視点を持っているか、動線(人の動き)はどうしているかを、特に注意して観察しましょう。保育士の仕事は、複数のことを同時にこなさなくてはなりません。

たとえば子どもたちとテーブルで折り紙をしていても、視線は時折少し離れたところにいる子どもの動きを追っていることなどに気がつくでしょう。保育士の視点や動きを知るには、実習は最適な機会といえます。

先輩保育士から叱られても落ち込まない

実習の中で、先輩保育士から注意を受けることはたくさんあるでしょう。そこで「私は保育士に向いていないんだ」と落ち込んでしまってはもったいない!

先輩保育士からの注意には、実習生が成長するための大切なヒントが隠れています。怒られないように当たりさわりなく実習期間を過ごしていたら、成長できる機会を自ら捨てているようなもの。注意されたら「まだまだ成長できるってことだ!」と前向きにとらえて、実習にあたりましょう

反省の時間は大切に

一日の保育を終え家に帰ってからは、どの実習園でも一日の保育を振り返る“日誌”を書き、翌日提出するようになっていると思います。ただ時系列でその日のことを記録するだけでは意味がありません。これも保育園によって様々だとは思いますが、せっかく実習日誌を書くのであれば、子どもの様子・実習生の動き・また考察をしっかり書きましょう

 

“大学で習っていることを書かなきゃ!”、“かっこよく書かなきゃ!”と思う必要は全くありません。自分の考えた事・反省点をしっかり書き、次回に活かすものとしていきましょう。先輩保育士からアドバイスをもらえたりする貴重なものにもなります。『後から見て自分の為になる日誌』がキーワードです。

また、保育後や休憩中、先輩保育士が実習生と話をする時間を設けている保育園も多いです。先輩保育士を前にしてドキドキ緊張してしまうと思いますが、現役保育士の意見を聞ける絶好のチャンス!!と思って、わからないことはどんどん質問しましょう

「こんな簡単なこと聞いてもいいのかな・・・」と思う必要は一切ありません。逆に、先輩保育士から、「何か質問はある?」と聞かれた際に「ありません。」と答えるほうが、「この子やる気がないのかな?」とマイナスに思われてしまいますよ。

保育園の実習で意識しておきたいことは?

保育園での実習中は、不安や緊張などでネガティブな気持ちになることもあるかもしれません。そんなときはこんなことを思い出してみましょう。

最初から上手くやろうと思わない

保育実習でありがちなパターンは、「実習先の保育園でよく思われたい」「高い評価をつけてもらいたい」と、必要以上に自分を背伸びして見せようと意識しすぎること。そのような考え方の先にいるのは「子どもたち」ではなく、園長や先輩保育士といった「大人たち」です。

保育士の仕事は、子どもたちに充実した生活を送ってもらうためのサポートをすること。子どもたちのために一緒に遊び、笑い、必要に応じて叱り、寄り添いながら、今のあなたにできる精一杯の力で行えばいいのです。最初から上手くやろうとする必要はありません。

保育実習に「失敗」はない

保育園の実習に行った先輩や友人などから「上手くできなかった」「失敗ばかりだった」などといった話を聞いて、ドキドキしている人もいるかもしれません。「上手く笑顔が作れなかった」「たくさん準備したつもりだったのに、部分実習の時間を余らせてしまった」など、落ち込んでしまうこともあるでしょう。

しかし、保育実習はあくまで「学びの場」。どんな経験も未来の保育士には必要です。「反省点を次にどう活かすか」を考え、実践していくことが大切です。

また、保育後に失敗をした場合いくら泣いてもよいです。悔しいのですから・・・。でも決して保育中には子どもたちの前で涙は見せないようにしましょう。ピアノなども失敗して止まったらそこで終わり。失敗しても弾き続けることが大切です。子ども達は予想以上にピアノがグダグダになっても、歌ってくれますから安心してください。

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実習中に気をつけたほうがよい言動の具体例5つ

1.時間、期限を厳守する

常識的なことですが、まず保育園への出勤時間に遅れないようにしましょう。そしてどんなときも明るい挨拶を心がけてください。また、日誌などの提出物は必ず期限を厳守しましょう。どんなに疲れていても、です。先輩保育士も必ず通った道です。どんなによい保育態度でも、ここで一気に信用をなくしてしまいます。気をつけましょう。

2.子どもの名前を呼び捨てにしない

保育園によっては、子どもの名前を呼び捨てにしているところもあると聞きますが、いくら子どもと仲良くなっても実習生が呼び捨てにするのはあまりよくありません。どこで、保護者の方が、そして他クラスの保育士がみているかわかりません。また、日常生活の中で、つい「~じゃん?」などといった言葉を使いがちですが、子どもにはできるだけ正しい日本語をお手本として見せていきたいですし、常に言葉遣いには気をつけましょう

3.座る姿勢に気をつける

つい子どもと遊び込んでしまったり、ゆったりした雰囲気の保育の中でも、床にお尻をつけてベターっと座らないようにしましょう。遠くで喧嘩や怪我につながりそうなことが起こるかもしれません。そんな時にでもとっさに動けるような姿勢でいることを常に心がけましょう。

4.メモはほどほどにする

観察実習などでは、メモを許されている保育園も多いでしょう。しかし、あくまでも保育中だということを忘れずにしましょう。メモに没頭してしまうと、子どものおもしろい姿も見逃してしまいます。また、実習生が何を書いているか気にする子も出てきます。

5.保育後も勉強

保育後は、掃除や制作の準備などの雑用を頼まれます。そんな時もただ作業をするのではなく、保育室をよく見たり、疑問が出たら後で先輩保育士に質問しましょう。また、やることが無くなったときは、終わったからといってボーっとするのではなく、「何かお手伝いすることはありますか?」と積極的に動きましょう

 

まとめ

保育園での実習は、まさに「百聞は一見にしかず」。現場で子どもたちとかかわり、実際に働く保育士の行動や考え方を学べる大切な機会です。

子どもたちの命を預かるうえで緊張感は必要ですが、過剰な緊張はかえって子どもたちを不安にさせてしまいます。笑顔でリラックスすることを忘れずに、実りの多い実習期間を過ごしてくださいね!

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