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2016.09.15

保育園に内定をもらったらお礼状は出すべき?

内定をもらった保育園に「お礼状」を出すべきかどうか・・・という悩み。新しい環境で絶好のスタートを切るためにも役立つ、内定後のお礼状について、ご紹介します。

新卒や中途採用で希望していた保育園から内定の連絡が来たら、本当にうれしいですよね。実際に働く自分の姿をイメージし、気持ちを新たにするタイミングでもあるでしょう。

同時に、内定をもらったことに対して保育園に「お礼状」を出すべきかどうか、悩んでいる方もいるのではないでしょうか?まだ学生の方も、新社会人として恥ずかしくないように最低限のマナーは守っておきたいですよね。今回は内定後のお礼状について、ご紹介します。

そもそも、内定のお礼状は出さなきゃいけないの?

内定を受けたあとに保育園にお礼状を出すべきかどうか、人によって意外と意見が分かれるところです。具体的な手続きなどに関係しないため、もちろん必須ではありませんが、お礼状を出しておくと、どんなメリットがあるのでしょうか?

内定の連絡をもらったら、お礼状を出しておくと丁寧な印象に!

内定に対するお礼状は世間一般的に必須と考えられていないため、全員が送るとは限りません。だからこそ内定者から届くお礼状は、保育園側に好印象を与えることができます。また、仕事への熱意や向上心も感じられ、受け取るほうも悪い気はしないでしょう。

最初の印象がよいと、その後のやり取りも格段にスムーズになるもの。初めて保育士として働くにあたり、幸先のよいスタートを切りたいですよね。これから長くお世話になる保育園ですから、お礼状は可能なかぎり出すことをおすすめします。

こちらからお礼状を出す前に、保育園側から、今後の研修の日程や行事のお知らせなどと共に手紙が来ることもあります。その時はすぐに返事を出しましょう。そしてその手紙にお礼状の要素も組み込み、今後頑張っていく旨などを伝えるとよいでしょう。

いつ、どんな手段でお礼状を出したらいい?

実際に保育園に内定のお礼状を出すにあたって、「いつ」「どんな手段」で送るのがよいのでしょうか。

内定連絡の当日か、遅くても翌日には郵送

お礼状は原則として郵送するのが望ましいでしょう。ただし、中途採用などで内定をもらってからすぐに研修や、働き始める場合などは、早く届くメールのほうが適していることも。ケースバイケースで、よりよい方法を選びましょう。

郵送の場合は、投函してから保育園に届くまでに数日かかります。なるべく早めに感謝の気持ちを伝えるのが礼儀ですので、保育園から内定の連絡をもらったら、できれば当日、遅くても翌日までに投函しましょう。

基本は手書き

パソコンやスマートフォンが普及した現代だからこそ、「心を込めて書いた」ということが伝わるように、お礼状は手書きにするのが正しいマナーといえます。封筒と便せんは縦書きの白い無地のものを選び、黒のボールペンや万年筆で書きます。柄のついた便せんやカラフルなボールペンなどは、お礼状には不向きですので避けましょう。

丁寧に心を込めて書く

一字一字丁寧に書かれたものと、ササッと仕上げたものとでは、一目瞭然の違いがあります。字に自信がなくても丁寧に書いた文字は、相手にもきちんと伝わります。

不安な人は下書きをするとよいですね。ただ、本番の紙に鉛筆で下書きしたものの上にボールペンで上書きし、最後に下書きを消しゴムで消すというやり方は、下書きの鉛筆が残ってしまったり、汚く見える可能性もあるので、下書きは本番の紙とは別紙に書き、それをみながら本番の紙に書くようにしましょう。

書き間違えてしまったら、修正テープなどは使わずに初めから書き直しましょう。

保育士の内定のお礼状

内定のお礼状、どんなことを書けばいい?

初めてお礼状を書くという人も多いかもしれませんが、せっかくならきちんとした内容で保育園側に「この人は常識がある」と思ってもらいたいですよね。お礼状にはどんなことを書くのがよいのでしょうか?

内定のお礼と入職後の抱負を簡潔にまとめる

内定のお礼状ですから、まずは内定をもらったことへの感謝の気持ちを記すのが一番です。それにプラスして「入職後はどのように働き、保育園や子どもたちに貢献していきたいか」を書き添えることで、仕事に対する熱意が伝わります。長々と書かずに、簡潔な内容を心がけるようにしましょう。

また補足として、保育園での就職試験後に園長や保育士とあまり話せなかった人は、就職試験の感想・子どもたちの様子・保育園の雰囲気がどうだったか(もちろんよい面)を書くと、保育園側も自分の保育園を客観的に見ることができるきっかけにもなるので、よいかもしれません。

お礼状の基本構成

手紙を書くときには、基本的な構成があります。相手に失礼がないように、しっかりチェックしておきましょう。

前文(頭語+時候のあいさつ)
頭語は、「拝啓」もしくは「謹啓」です。時候のあいさつは、相手先に送る月によって変わってきますので、季節に合わせて選ぶようにしましょう。

主文(起こし言葉+本文)
「ご挨拶から本題に入りますよ」という意味合いの起こし言葉を切り替えに使い、本文へ入ります。

末文(結びの言葉+結語)
結びの言葉には、改めて内定への感謝の気持ちを伝え、書面でのあいさつとなった非を詫びる意味として「取り急ぎ、書面にてお礼申し上げます」と書き添えるようにしましょう。結語は、頭語によって決まります。「拝啓」であれば「敬具」、「謹啓」であれば「謹白」や「敬白」がセットです。

後付
後付とは、お礼状を記した日付や差出人の学校名や姓名、送付先の宛名と敬称を書きます。

(参考)内定先へのお礼|手紙の書き方

お礼状以外のもの

中には実習を終えた際に、所属する大学・短大・専門学校側から、実習園にお礼状と共にお礼のお菓子を渡す学校もあるとききます。しかし、それはお世話になった印として学校から渡すものであって、個人では渡す必要はありません。実習に限らず、保育園から内定をもらった際も同様です。

逆にお菓子まで用意してしまうと、やりすぎだと感じ取られてしまう場合もありますので、お礼状だけで十分でしょう。

その後の研修など

保育園に内定のお礼状を書く・書かないによって、次回保育園へ研修などで出向く際の気持ちも変わってきます。上記でも述べたように、保育園側もお礼状でやりとりをしていた方がよい印象を持ってもらえます。

いよいよはじまる研修では、保育園の一日の流れを知ると共に、“もうすぐ自分はここで働くんだ”というイメージを持ちながら過ごしていきましょう。どの学年を担任するか、あるいは全体補助としてのフリーとして働くかは、ギリギリにならないとわからない保育園も多いとは思いますが、保育園で働き出したら、おのずと他のクラスの子どもたちのことも覚えます。研修のうちから、子どもの名前は出来る限り沢山覚え、遊んでいく中で自分の顔も知ってもらえるとよいでしょう。

子どもは意外にも実習生や研修生の事をよく覚えています。担任になった際に「わぁ!遊びにきていた先生だよね?やった~!!」なんて声をかけてくれる子もいますよ。

まとめ

内定のお礼状は必須ではないからこそ、自らきちんと感謝の気持ちを伝えることで、保育園の採用担当者に「この人に内定を出してよかった!」と思ってもらえるはずです。新しい環境で絶好のスタートを切るためにも、ぜひ手間と時間を惜しまずに心を込めたお礼状を送りましょう。

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