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2016.09.01

保育士の健康診断ってそんなに大事なの!?

保育士が何度も受診しなければならない面倒な健康診断についての疑問・内容や費用についての不安など、保育士の皆さんの質問にお答えします。

保育士の健康診断について

 
保育業界では学生時代の実習前、卒業後も就職時・入社時など、何かと健康診断書の提出が必要なことが多いですよね?

「何回受ければいいの?」「毎回実費?」「何を検査すればいいの?」「どうして受けるの?」と度々健康診断の受診を求められる保育士だからこそ、色々な疑問や不安も出てきますよね。

そこで、保育士が何度も受診しなければならない面倒な健康診断についての疑問・内容や費用についての不安など、保育士の皆さんの質問にお答えします

 

どうして健康診断を受けるの?

インフルエンザの時期に「クラスの半数がインフルエンザになった!」ということは、保育現場での「あるある~」「私のクラスも!」というような当たり前の話ではないでしょうか?感染症の子どもが園で一人でも出ると、子どもから始まり保育士の皆さんにまでうつって、たちまち園中に広がりますよね。

このことからも分かるように、保育士の仕事はまだまだ免疫力の弱い子どもたちを相手にするお仕事なのです。

子どもたちの健康管理も業務内容になっていて、心身共に体力のいる仕事である保育士だからこそ、自らの健康管理をしたり体の状態を確認したりしておく必要があるのです。

保育士の仕事は子どもを相手にするだけではない

子どもには必ず保護者が存在します。子どもの健やかな成長のためには、保育士と保護者が協力をしてよりよい環境を作っていくことも求められます。保護者とのやり取りは、子どもを相手にするのとは全く違うものですから、いろいろな意味での消耗があるに違いないでしょう。

 

となると、やはり気になるのは健康です。大きな病気のないように身体をチェックすることは保育士にとって必要不可欠な要素なのです。

そのために保育士の皆さんは健康診断の際に何を求められているのでしょうか?

何を診てもらえばいいの?

保育士の健康診断の検診内容は、保育施設によって異なることがありますが、基本的には身長・体重の測定、視力、聴力検査。血液検査、検尿、検便などによる内臓疾患や体脂肪、コレステロールなどの診断、バリウムを飲んで撮影する胃腸の検査などです。

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妊娠中にレントゲン撮影を行うのは危険なので、もし妊娠している場合は申告しましょう。妊娠していることに気付かない場合もありますので、少しでも可能性があるときは避けたほうがよいでしょう。

 

そのほかにも注意が必要な点があります。
結核や乳がん検診にはレントゲン撮影の設備が必要なこともあり、”別の日程になる可能性がある”ということです。

ですから健康診断の検診内容や提出期日については、事前に園や会社に確認をして余裕を持った準備をすることをオススメします。

 

費用が実費って本当!?

こちらも保育施設によって異なります。費用が福利厚生費の中に組み込まれている場合もありますが、保育実習の前や入社前の健康診断はほとんど”実費”になってしまうことが多いようです。

病院によって金額が変わることもありますが、平均的には”9,000円~10,000円”程の費用です。

保育士は何度も受ける健康診断で「お金が・・・」と心配な方も多いと思うので、自宅の近くや職場の近くなどで出来るだけ安く検診をしていただける場所を探すのも一つの方法です。

 

採用時の健康診断の場合は?

保育施設から健康診断の受診を依頼される場合もありますよね。

その場合、健康診断書を応募書類に添えて一緒に提出することを求められることが多いです。専用の用紙が必要なこともあるので注意しましょう。

検査内容は簡単な身体測定と血液検査でよいことが多いのですが、保育施設によって検査内容が変わってくるので、事前に確認をしておき提出直前になって慌てるなんてことがないよう、余裕を持った事前準備をしておくのがいいです。

また、保育士として採用された後に健康診断が求められる場合もあるので、こちらも自分の応募先に確認をしましょう。

 

結果はいつ来るの?

”健康診断後1ヶ月程度”で結果が出ます

その時病気の疑いが見られたり、再検査の必要性を指摘されたりしたら、病院で再検査をしてください。ほとんどの病気は早期発見が大切ですから、重大な病気になる前に対処しておきましょうね。

しかし、健康診断の結果が悪かったからといって必要以上に慌てたり、心配したりすることはありません。再検査したら異常が認められなかったということも多いです。まずは再検査を。

健康診断で大事なことは自分の健康について関心を持ち、しっかりチェックするということなのです。

 

パート・アルバイトの場合の健康診断は?

正職員の保育士と派遣採用の保育士、パート・アルバイトの保育士とでは福利厚生の状況が大きく違い、健康診断にも差があります。
自分の雇用形態や福利厚生の内容をきちんと保育施設側に確認をしておくのが良いでしょう。

 

保育士は健康第一!!

保育士は元気いっぱいな子どもたちと共に生活をし、毎日体力勝負の現場ですよね。子どもたちが好きで、「保育士の仕事が好き!」「保育士として休まず働きたい」と考える人もいるようです。

しかし、その気持ちや行動が自らの健康を犠牲にして、頑張っている保育士の皆さんの生活に支障が出ては大変です。長く働くためにも、健康に留意してベストな体調で仕事ができるようにしていきたいですね。
そのためにも健康診断はあるのですから、福利厚生に組み込まれていたならば積極的に利用してみてください

健康診断の扱いについては保育施設によって違いがありますので、転職や就職活動時には是非確認をしてください。

自分の職場が職員の健康についてどのように考えているか、またどのような待遇で自分たちを迎えてくれているのか、保育施設の基準が見えてくることもあります。

 

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