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2016.08.30

社会人から目指す!保育士になるための年齢制限は?

保育士になるには資格が必要です。大学を卒業し、何年か社会人を経験してから資格を取得するとしたら、気になるのは年齢制限でしょう。保育士の資格を取得するにあたり、年齢制限はあるのでしょうか。

保育士の資格取得に年齢制限はあるの?

一般企業に就職しても途中で別の道に行きたい、と考える場合もあります。特に女性は結婚して育児に専念するために会社を退職することもありますが、育児が一段落してから会社に復帰したいと思っても、なかなかできないことが多いもの。

その点、国家資格などを持つ専門職であれば、年齢に関係なく最就職できることもあります。保育士はその一つ。しかし、保育士になるには資格が必要です。大学を卒業し、何年か社会人を経験してから資格を取得するとしたら、気になるのは年齢制限でしょう。保育士の資格を取得するにあたり、年齢制限はあるのでしょうか。

年齢制限はないが、早めに取得した方がいい

保育士の資格を取得するにあたり、年齢制限はありません。年齢に関係なく資格取得をすることが可能です。ただし、保育士の専門施設を卒業していない限り、資格は取得できないので、まずは資格を取得しなければなりません。

学校を卒業するとなると、それだけ年数がかかり、就職する頃にはさらに歳をとってしまいます。保育士の仕事は体力勝負。一般企業で正社員となるのも20代の方が有利です。資格取得は早めの方がいいでしょう。そのためには、現在の会社で就業している間に通信教育を受けたり、講座を申し込んだりして勉強しておくのも一つの方法です。

年齢制限を設けていることもある?

保育士の平均年齢は35歳前後です。子どもを預かる保育士は肉体的にも健康でなければなりません。その点においては若さには勝てないのです。また、地方自治体などが運営している保育所では、年齢制限を設けている場合もあります。資格があっても、年齢によっては就職することができません。資格取得に年齢制限はありませんが、保育士として仕事をしたい場合、早めに資格を取得して就職をする方がいいでしょう。

社会人になってから保育士になるには?

一般企業に就職をしても何かのきっかけで保育士になりたい、と希望する人もいるでしょう。結婚をして、子どもを産んで育児をしてみてから、子どものことをもっと考えたい、子どもと関わる仕事をしたいと思う人もいるかもしれません。その場合、どのような方法で保育士になればよいのでしょうか?

社会人から保育士になる方法

▲保育士養成施設に入学する

保育士になるには高校を卒業した後、保育士資格が取得できる大学や短期大学、専門学校に入学し、卒業するという道が一般的です。保育士養成施設であれば、卒業と同時に資格が取得できるからです。社会人になってから保育士になる場合にも、同じように保育士養成施設に入学し卒業することで資格を得ることができ、保育士として就職することが可能です。

▲保育士試験を受ける

一般の大学や短期大学を卒業している場合、再び別の大学や短期大学に入学して勉強をするには年数もかかり、費用も掛かってしまい大変です。その場合は保育士試験を受験するという方法があります。この試験に合格すれば、保育士の資格が取得できます。

保育士試験が受けられるのは、大学や短大を卒業している人ばかりではありません。高校卒業の人は児童福祉施設で2年以上の実務を経験することで試験を受けることができます。

▲保育士試験とは?

保育士試験では保育の原理や教育について、児童家庭福祉、社会福祉について、保育の心理学、子どもの保健や食、栄養、保育実習の理論についてなどが出題されます。

筆記試験に合格したら、実技試験が行われます。合格科目は3年間有効なので、全ての科目に合格できなくても、期限内であれば不合格だった科目のみを受験することができます。実技試験については、音楽、絵画制作、言語の3分野から2分野を選択します。

社会人から保育士になるメリット・デメリット

▲メリット

社会人から保育士になるメリットとしては、資格を持っていることで日本全国どこでも就職できる、ということ。また社会人としての経験がある分、職場においても、スタッフや子どもの親とのコミュニケーションが未経験の人よりも上手くできるでしょう。

▲デメリット

資格取得において年齢制限はありせんが、実際に就職するとなると正社員で働く場合、20代が有利になるので、それを過ぎていると就職が難しくなる場合があります。また、体力的にも苦しくなります。給与面においても、企業でキャリアを積んでいた場合は、それより給与が高くなるということは難しいでしょう。

社会人から保育士になっても就職先がない?

ilm11_bc06002-s保育士の資格取得に年齢制限はなくても、就職活動をするとなると30代では難しいことが多いようです。しかしそれは正社員の場合。パートとしてなら就職先を見つけやすくなっています

現在は働くお母さんが増え、子どもを預かってくれる保育所を探している親がとても多いです。さらに夜遅くまで預かってくれる、など時間に対する要望もいろいろ。そこでパートの保育士が必要になるのです。

さらに、現在保育士の資格を持っていることで就職できるのは保育所だけではありません。児童自立支援施設や児童養護施設、児童家庭支援センター、児童厚生施設などさまざまな職場で活躍できる場があるので、保育士になりたいという夢を持っているのなら諦めずに資格取得を目指しましょう。

年齢制限に負けずにチャレンジ!

年齢というのはどのような職業においても就職する際のポイントになってくるものです。保育士資格を取得するのに年齢制限はなくても、いざ就職先を探そうと考えたとき、30代ではなかなか見つからないものです。

しかし、保育士になりたいと考えたなら、その夢を実現させることは可能です。現在、保育士の需要は高く、働く職場も複数あり、いろいろな形態で仕事ができるのも保育士の仕事のメリットです。正社員で就職をすることにこだわらなければ、年齢がいっていても活躍の場はたくさんあります。

また、必ずしも30代だから正社員になれないとは限りません。資格を取得するには、若い方が知識も得やすいし、体力的にも楽ですから早いに越したことはありませんが、保育士になりたいという希望があるのであれば、年齢に負けずにチャレンジすることも大切です。

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