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2016.09.01

向いてる?向いてない?保育士の適性とは

保育の勉強をしていたり、実際に保育士として働いていると「私は保育士に向いてないんじゃないか」と、悩んだ経験を持 […]

保育の勉強をしていたり、実際に保育士として働いていると「私は保育士に向いてないんじゃないか」と、悩んだ経験を持つ人も多いかもしれません。保育士の仕事は、子どもが好きという気持ちだけでは務まらない、さまざまな資質が求められる仕事でもあります。

今回は、保育士の仕事は「向いてる?or向いてない?」という問題にフォーカスしてみました。

保育士に向いているのは、こんな人

当たり前ですが保育士の勉強をしたからといって、保育士として十分やっていけるというわけではありません。保育士の適性とは、一体どんなものなのでしょうか。

子どもの笑顔を見ると癒される

基本的に子どもが好きな人でなければ、子どもの心を動かすことはできません。どんなに大変なときでも、子どもの笑顔を見ると癒されるという人は保育士に向いてるといえるでしょう。

体力に自信あり

たくさんの子ども達と遊んだり、重たい荷物を持ったりと、保育士の仕事は体力勝負です。また、担任を持っていると急に休むことができず、保育士から子どもに風邪などをうつすこともないよう健康維持を意識しておかなければなりません。

大きなリアクションがとれる

子どもは相手の反応がわかりやすい方が安心できるものです。何かを褒めてほしい時に「よくできたね」と淡々と言われるよりも、「○○できたんだね!よく頑張ったねー!」と満面の笑みで褒められれば、嬉しさ倍増です。何を考えているか分からない保育士よりも、感情表現が豊かな保育士の方が子どもには好かれやすくなります

保育士に向いてないのは、こんな人

逆にどんなタイプの人は保育士に向いてないのでしょうか。保育士に向いてる人の反対で、子どもに興味がもてなかったり、体力に自信がなかったり、感情表現が苦手な人はもちろんですが、それ以外にも次のような要因があげられます。

子どもが泣いていると辛い

保育園に通い始めたばかりの子どもは、ママが恋しくて1日中泣いていることもあります。またお友達と喧嘩したり、思い通りにならなかったりすると泣いてしまう子も。そんなときに保育士がオロオロしていると、子ども達はそれを察知して余計に落ち着かなくなるものです。保育園が子どもにとって安心できる場所であるためには、子どもが泣いていてもドーンと構えていられる保育士の冷静さが欠かせません。

潔癖症

衛生面に気を配ることは、免疫力の低い子どもを相手にする保育士として重要なこと。しかし、洋服の汚れが気になったり、手を洗わないと落ち着かないといったことがあると、保育士の仕事は務まりません。また、吐き戻しやおもらしなども日常茶飯事です。当然これらの片付けも保育士が行わなければならないため、潔癖タイプの人は慣れるまで苦労するでしょう。

細かいことが気になる

たくさんの子ども達のお世話をする保育士は、細かいことばかり気にしていたら、全体の動きを見守ることができません。一人ひとりのケアも大切ですが、担当するクラス全体に責任を持たなければならない以上、小さな喧嘩や片付け方が違うなど、大きな問題にならないような細かい点は状況を把握したうえで時には見過ごすことも必要です。

保育士に向いてないと感じたら

「保育士に向いてないかも」と悩んだとき、どうしたらいいのでしょうか。保育士は、基本的に人と接する仕事。しかも予測不能な小さな子ども達が相手ですので、思い通りには進まないこともたくさんあります。

しかし初めからすべてを完璧にできる人はいません。またベテランの保育士でも、やはり得意不得意はあるものです。うまくいかないことがあっても「向いてないから失敗したんだ」と落ち込むのではなく、「今回はたまたまうまくいかなかっただけ」と気持ちを前向きに切り替えたり、自分の得意分野をもっと伸ばそうと努力する姿勢が大切です。

ひとりで悩まず、あなたのことをよく知っている家族や友人に相談してみるのもよいかもしれません。焦らず自分のペースで、一人前の保育士を目指していきましょう!

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