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2016.09.01

正職員とはどう違う?保育士の臨時職員とは

保育士の就職先として人気の高い公立保育園には、「正職員」と「臨時職員」の2つの雇用形態があるのをご存じでしょう […]

保育士の就職先として人気の高い公立保育園には、「正職員」と「臨時職員」の2つの雇用形態があるのをご存じでしょうか?臨時職員とは、勤務時間が短い、もしくは任期を限定している職員のことを指します。

正職員と臨時職員は同じく保育士として働いていますが、その違いは勤務時間や期間だけなのでしょうか?今回は、公立保育園で働く「正職員」と「臨時職員」の違いについてお伝えします。

公立保育園が募集している臨時職員とは?

公立保育園で働く保育士の正職員採用は、年1回の募集がほとんどです。それに対し、通年で募集していることが多い「臨時職員保育士」。臨時職員は、どのような立場なのでしょうか。

臨時職員も同じく「地方公務員」扱い

臨時職員の保育士として働く場合、正職員と同じ地方公務員となりますが、あくまで「臨時」の扱いとなります。正職員と異なり、臨時職員はあらかじめ雇用期間が限定されているほか、待遇面でも正職員とは大きな差があるのが実情です。

公立保育園の募集は臨時職員が多い?

ハローワークなどで公立保育園の保育士求人を探すと、そのほとんどが臨時職員の募集であることに驚く人もいるかもしれません。

正職員として働く保育士は、初任給こそ私立保育園の保育士とさほど変わらないものの、年1回の昇給制度で段階的に給与額が増えていきます。そのため、公立保育園を運営する各自治体は「経験豊富な保育士を採用したいが、人件費がかさむと大変」という考えから、正職員よりも臨時職員を増やす傾向にあります。

臨時職員と正職員、仕事内容はどう違う?

臨時職員と正職員で、実際の仕事内容はどのように異なるのでしょうか。

仕事内容はほとんど変わらない

正職員も臨時職員も、同じく子どもたちを預かって保育することに変わりはありません。一般的なイメージでは、正職員が指導計画の作成や担任業務などを行い、臨時職員はそのサポートを担うと思われがちですが、実際には臨時職員でも担任を持ったり、指導計画を立てたりと、正職員と変わらない仕事を任されることがほとんどです。

臨時職員は時間の融通が利きやすい

正社員と同じような仕事を任されるのなら、臨時職員にメリットはないのでは?と思う人もいるでしょう。確かに仕事の責任は同程度かもしれませんが、ライフスタイルなどによっては臨時職員のほうが都合がよいという保育士も少なくないようです。

たとえば、子育てや家族の介護などでフルタイム勤務が難しい保育士にとっては、資格を活かしつつも、時間や曜日を限定して働ける臨時職員にメリットを感じるでしょう。

気になる待遇面はどう違う?

公立保育園は比較的待遇がよく、あまり欠員が出ないことから、正職員への道は難関といわれています。それでは、正職員と同じ仕事を任される臨時職員の待遇面は、実際どうなのでしょうか?

臨時職員で働くと正職員になれる?

臨時職員として働いていれば、いずれは正職員として採用されると考える人もいるかもしれません。しかし残念ながら、これにはまったく関係がありません。臨時職員として長く働いていたとしても、地方公務員試験に合格し、採用名簿に登録され、さらに欠員のあった保育園から声がかからなければ、公立保育園の正職員になることはできないのです。

給与は時給制

続いて、給与面に関してはどのような違いがあるのでしょうか?正職員は月給制ですが、臨時職員はフルタイムの常勤であっても時給制です。仮に時給1,000円とすると、1日8時間で1ヶ月間(21日)勤務したとして月給は168,000円。自治体によっては年1回時給アップを実施するところもあるようですが、基本的には何年勤めても時給は変動しないケースがほとんどです。

正職員か臨時職員か……自分に合った働き方の選択を

公立保育園で働く保育士は、正職員であれば魅力的な面も多いのは確かですが、臨時職員となると待遇は大きく異なることになります。しかし、公立保育園の雰囲気や保育方針などが自分に合うという理由で、あえて私立ではなく公立の臨時職員を選ぶ人もいます。自分自身が保育士としてどう働きたいのかをじっくり考えて、メリット・デメリットを見極めるのがよいでしょう

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