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2021.03.18
新卒保育士の就活は「志望理由」がカギ!自分に合った就職先の選び方
「ここで働きたい!」と思える就職先に出会うために、よい求人の選び方をアドバイスします。
就職活動中の学生の皆さん、就職先はどんな基準で選んでいますか?初めての就職は、保育士としての第一歩。どんな保育園を就職先として選ぶかによって、その後の保育士としての働き方に影響することもあります。
今回は「ここで働きたい!」と思える就職先に出会うために、よい求人の選び方をご紹介します。就職先に迷っている保育士を目指す学生さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
絶対に抑えたいポイントを決めよう
給与は高いけど忙しすぎず、自宅から近く、人間関係もよくて自分の思い通りの保育ができる保育園……。そんなイイトコづくしの求人はなかなか見つかるものではありません。そんなときに、この条件だけは絶対に抑えておきたいという自分なりのポイントを決めておくと、最終的な判断がしやすくなります。
志望理由をきちんと伝えられますか?
抑えておきたいポイントが定まっていれば、実際に保育園に応募するときの「志望理由」を考えるときにも困ることはありません。だいたいの就職面接では「どうしてその保育園に入りたいと思ったか」という質問を投げかけられます。それに対して、きちんと志望理由を伝えることができるかどうかが、あなたが本当にその保育園に入りたいという気持ちを持っているかどうかに関わってくるのです。
「なんとなくよさそうだったから」という曖昧な理由で選んでいては、説得力のある志望理由にはなりませんよね。そこに説得力を持たせるためには、自分が保育士としてどんな保育園で働きたいのかというイメージを明確にして、それを基準に就職先を探すのがよいでしょう。
積極的に情報を集めよう
就職先を選ぶにあたって、候補の保育園に関する下調べや調査も重要です。保育園の就職説明会に参加したり、園内の様子を見学させてもらったり、周囲の評判を聞いてみたり、資料を取り寄せたりなど、得られる情報はできるだけ集めておきましょう。
これらの情報は志望理由を考えるときの資料になるので、きちんと整理して自分の志望理由にうまく結び付けておくことが大切です。また、保育園側からしても、保育士が保育園の体制や方針などをしっかり理解しているということはプラス評価につながります。
条件面だけを重視するのは危険?
どんなにつらくても給料がよければ乗り切れる!と考える学生さんもいるかもしれません。もちろん、働く以上できるだけ多くの給料をもらいたいと思うのは当然のことですし、働くモチベーションにもつながるでしょう。しかし給料が高い保育園にはだいたい理由があるもの。激務だったり、それによって離職率が高かったり……。給料が高いからといってすぐに飛びつくのではなく、まわりに保育園の評判を聞いてみるなど冷静に考えることも必要です。
また、自宅から近いという理由で就職先を選ぶ学生も多いようです。毎日の通勤時間が短いに越したことはありませんが、それも一長一短です。たとえば近所の保育園に就職したことで、休みの日にも保護者とバッタリ会うことが多くて気が休まらないといった話などもよく聞かれます。保育士にとっては生活圏がほどよく離れている場所を選ぶことが、オンオフの切り替えにつながるのかもしれません。
なお、条件面のよさが際立っている保育園だとしても、それを志望理由として伝えるのは避けたほうがよいでしょう。新卒の保育士の場合、仕事への熱意や意欲が評価対象となるため、「自分のやりたい保育の方針に合致しているから」など、仕事の内容に絡めた志望理由のほうが好印象を与えます。
後悔しない就職活動のために
「その保育園に入りたい」という明確な志望理由が思いつかないというのは、自分がさほど魅力を感じていないことの表れだといえるでしょう。逆に説明会に参加するなどして、入職後のイメージまでできているという場合には、十分な志望理由があるはずです。
自分がどんな保育園で働きたいのか、どんな風に活躍したいのかを言語化することで、より自分のやりたいことが見えてくるかもしれません。自分に合った就職先を見つけられるよう、手間や時間を惜しまずにがんばりましょう。
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