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2017.07.20
幼稚園教諭免許をお持ちの保育士を目指す方が知っておくべきことは?
幼稚園教諭免許をお持ちの保育士を目指す方が賢く簡単に保育士資格を取得する方法、教えちゃいます!
保育士不足を解消するために様々な対策が講じられている保育業界。
そんな中、“幼稚園教諭免許しか持ってないけれど、保育士として働きたい…”という方向けのうれしい制度、保育士資格取得特例があります。これは幼稚園教諭免許状をお持ちの方が保育士資格を取りやすい特例制度です。今回はまだまだしっかり認知されていないこの制度について、詳しく解説して行きます★( `・ω・´)キリッ
そもそもこの特例制度ができたきっかけは?
この制度は、平成27年度から施行の『子ども・子育て支援新制度』における新たな”幼保連携型認定こども園“への円滑な移行・促進のために、平成31年度末までの間設けられました。
現代において急速に少子化が進み、家庭・地域を取り巻く環境が大きく変化していることから、それらに合わせた環境の整備が急務となりました。そしてその環境整備の一環として行われたことが、幼稚園の機能だけではなく、保育園の機能も合わせもった施設、“幼保連携型認定こども園”の設立でした。
ただ、施設を作るだけではなくそこで働く人材の獲得も同時に必要になりますが、“幼保連携型認定こども園”で働くためには、幼稚園教諭免許だけでなく、保育士資格も必要になります。そしてその逆もしかりで、保育士資格だけでなく、幼稚園教諭免許が必要です。しかし、両方の資格を持っていない先生も少なくありません。
そこで、この幼保連携型認定こども園へスムーズに移行できるように、平成31年度末までは、どちらか一方の資格、免許を持っていれば、幼保連携型認定こども園で保育教諭として働くことができる経過措置と、「どちらか一方の資格、免許を有し、且つ、保育園、幼稚園などの施設で、3年かつ4,320時間の実務経験を有する者は、各資格に応じた大学での単位取得と手続きによりもう一方の資格を取得できる」という特例制度(※)が設けられました。
※詳しくは厚生労働省の幼稚園教諭免許状を有する者における保育士資格取得特例をご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/hoiku/tokurei.html
この、特例制度を利用すると幼稚園教諭免許しか持っていない方でも、一から国家試験で保育士資格をとるより少しだけ簡単に、保育士資格を取得することができるのです。
どうやって保育士資格を取得できるの?
この制度を利用して、幼稚園教諭免許を持っている人が、どのように保育士資格を取得できるのか、ステップを追ってみましょう!
STEP1保育園、幼稚園など当該施設で3年かつ4320時間の実務経験があるか確認しましょう。
もし、実務経験が満たない場合でも、この制度は平成31年度末まで実施されているので、自分の今後の働き方次第で残りの実務経験を満たせる可能性があります。
例)1日6時間、週5日以上勤務の場合は、3年で条件を満たすことができます。
STEP2大学等(指定保育士養成施設)で以下の単位(合計8単位)を修得しましょう。
・福祉と養護 2単位
・相談支援 2単位
・保健と食と栄養 2単位
・乳児保育 2単位
STEP3 ①と②の証明書を添えて保育士試験受験を申請すると、保育士資格を取得出来ます。(試験は全科目免除)
つまり、大学等(指定保育士養成施設)で単位さえ修得すれば、保育士試験で試験を受けずに保育士試験に合格することができ、保育士資格を取得することができます。
「あれ?結局、学校に通って単位取らないといけない?時間とお金がかかることに変わらないから、学校に入り直すのと変わらないじゃない。」と思われた方がいるかもしれませんが、実は大学等(指定保育士養成施設)での単位修得は、通学ではなく、通信講座でも可能なのです。
通信講座であれば、通う時間がなくても気軽に勉強できますよね★(^^)
また、中には働きながら資格取得を支援してくれる企業もあるので、そういったところを見つけるとさらに資格取得がしやすくなりますよ!٩(๑•̀ω•́๑)۶
特例制度への支援をしてくれる保育園企業がある!
今では、この特例制度を利用して保育士資格取得を支援してくれる会社があります。
その一つが、業界最大手の株式会社日本保育サービスさんです!
日本保育サービスさんはこの制度を利用して保育士資格取得を目指す方に対して様々な支援を行っています。
■ 現場での実務経験をさせてくれる
川崎市や都内の一部の自治体(※1)で保育士正社員と同じ雇用条件で仕事をさせてくれます。
なので、資格取得の勉強をしながら、実務経験も同時に積んで行く事できます!
■指定保育士養成施設(通信講座)の受講費用を上限10万円まで補助してくれる
通常よりも安価で保育士資格取得が出来る特例制度ですが、さらに日本保育サービスさんでは通信講座
の受講費用も補助!(※2)お金をかけずに保育士資格を取得することが可能に!!
※1幼稚園教諭免許を有する者を保育士として認めている自治体
※2基本的には、会社指定の指定保育士養成施設の通信講座を受講していただきますが、単位を落とさず、受講すれば、受講費用は10万円以内で収まります。
詳しくは日本保育サービスさんのホームページをCHECKしてみましょう♫(*・∀-)☆
★日本保育サービス ホームページ
これであなたも保育教諭に!!
保育士資格と幼稚園教諭免許の両方をもつ方のことを「保育教諭」と呼びますが、これからの時代は認定こども園の数が勢いをまして増えていくことは目に見えています。
その際に、片方の資格のみしか持っていないことで理想通りに働けない、自分の希望園に入れないということが無いようにこの「保育士資格取得特例制度」があるうちにどちらの資格も取得しておきましょう。
また、資格取得支援のある保育園などであれば、より短期間&金銭負担なく資格を取得することが出来ます。
現在幼稚園で働かれている方も、そして過去に幼稚園で働かれていた方も、「また現場にも戻りたい」と考えられている場合はぜひこの制度を活用して「保育教諭」として働いてみてはいかがでしょうか?★(^^)