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2016.12.12

保育士不足を手助けする「保育補助」のお仕事とは

よく耳にする”保育補助”のお仕事。しかし、「保育士とは何が違うの?」「どうしたらなれるの?」など、疑問もたくさんあるのではないでしょうか?そこで今回は”保育補助”のお仕事をご紹介します。

「子どもが大好き!」「子育てのために離職したけど、ひと段落したから、また子どもに関わりたい!」など、保育の仕事や、子どもに携わる仕事に興味のある人はたくさんいるはず。ですが、「保育園では保育士の資格がないと働けない」と諦めていませんか?

 

確かに「保育士」という職業で働くには保育士資格を取得する必要がありますが、資格が無いと言って、諦めるのはまだ早いでしょう。「保育補助」の仕事であれば資格がなくても保育園で働くことが可能です!最近では私立保育園だけでなく、公立保育園でも「保育補助」や「保育園アルバイト登録者」といった名目で募集されているほど。保育士の人手不足を補う意味でも、保育補助という仕事の役割は期待されています。

そこで今回は、保育の現場を手助けする「保育補助」が日々の業務の中で何をしているのか?どんな人にオススメな職業なのか?などなど、”保育補助”のお仕事にスポットを当てて、ご紹介していきます。

保育補助の仕事って何をするの?

保育士

皆さんは”保育補助”と聞いて、どんな仕事を想像するでしょうか?保育補助の仕事は保育園の状況によって変わりますが、おおまかに次のような内容になります。

・担任は持たず、人手が足りないクラスのサポート担当
・掃除や洗濯など、保育士だけでは手が回らない業務を担当
・通常の開園時間外の専任で、送迎対応・戸締り・見回りなどを担当

このほか、子どもたちと一緒に遊んだり、保護者とのコミュニケーションを図ったりなど、保育士と大きく変わらない仕事もたくさんあります。

保育士資格を目指す人にもおすすめ

保育士になるための学校に通う保育学生や、保育士試験に向けて勉強中の人にも、保育補助の仕事はおすすめです。その理由は上記にもお伝えした通り、保育補助のお仕事は無資格でも勤務が可能だからです。資格を取得するまでの期間で、実際に現場での経験を踏むことで、保育学生の皆さんの場合、就職活動の際に有力な経験として捉えてもらえやすいです。さらに、保育士権に向けて勉強中の方の場合は、現場での経験がそのまま試験に活かせることもあります。

保育の実践こそ最良の教科書!

学校の教科書に書かれていることは頭に入っていても、実際の保育現場ではうまくいかないこともたくさんあります。保育補助として働くことで実践的な感覚が身につけば、いざ保育士として子どもに接するときにも、落ち着いて対応できたり、必要以上に緊張しなくて済むというメリットがあるのです。何より、実際に働いている保育士の先輩たちの姿を間近で見ることは、保育士を目指す人には大きな収穫になるはず。

保育士資格のない人に、国が資格取得を支援

現在、保育士不足の問題を解消するため、国の方針で待機児童ゼロを推進しており、厚生労働省では「待機児童解消加速化プラン」として、さまざまな政策を打ち出しています。その中に保育士資格を持たずに保育園で働いている人に対して、資格取得を支援するため次のような制度を設けています。

【1】認可外保育園で働く無資格者
保育士養成学校の受講料:1人当たり費用の3/4を給付(上限30万円)
(通信制の場合は受講料の1/2)

【2】保育園や認定こども園などの保育施設で働く無資格者
保育士養成学校の受講料:1人当たり費用の1/2を給付(上限30万円)

こうした国の手厚い支援がある今こそ、保育補助として働きながら、保育士資格を取得するチャンスですね。

(参考)厚生労働省 待機児童解消加速化プラン P8

このほかにも、養成課程のある学校に入学した人に対して、保育士の勉強に集中できるよう、資金の貸付け制度などもあります。これはなんと卒業後に保育士として5年間就業することで、返済が免除されるという良心的な制度です。自治体によって貸付け条件が異なりますので、興味のある人は各自治体に問い合わせてみましょう。

(参考)厚生労働省 保育士修学資金の貸付けについて

子育て経験を活かして働ける

元々保育の現場で活躍されていた方で、結婚や出産、子育てのために離職したという方もいるのではないでしょうか。そういった場合、ある程度子どもたちが落ち着いて生活できるようになった際、この保育補助のお仕事はオススメです。

子どもを育てた経験がある人にとって、おむつの交換や食事の補助は当たり前のようにやってきたことでしょう。そのため落ち着いて対処できますし、子どもたちの行動に予測もつくものです。こうした子育て経験は、保育の現場においても十分に活かすことができます

どうすれば保育補助の仕事に就けるの?

▼公立保育園の場合
すでに欠員が出ている場合はその保育園を指定して応募することもできますし、自治体で保育補助の登録手続きを行い、募集状況に応じて保育補助として声がかかることもあります。保育補助として働きたい自治体で募集がされていないかチェックしてみましょう。

▼私立保育園の場合
保育士の求人サイトのほか、保育園のホームページなどでも必要に応じて掲載されています。保育士そのものの募集に比べると数は少なくなりますので、こまめに最新情報をチェックしてみるのもいいでしょう。

保育補助として活躍するために…

保護者から見れば「保育士」も「保育補助」も大切なわが子を預ける先生であり、小さな子どもの安全を預かる責任ある仕事であることに変わりはありません。補助業務であっても、自分の責務をまっとうするという心構えを持って臨みましょう。

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