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2018.03.23

保育士の離職率が高い5つの理由と失敗しない就職先の選び方

保育士の仕事に就いてから辞めてしまうという、「保育士の離職率が高い理由」と「ブラック企業の見分け方」をご紹介します。

最近では”保育士不足”が一つの社会問題として取り上げられていますね。保育士の資格取得を目指す方は多くても、保育士の仕事に就いてから辞めてしまうという、離職率が高いことが大きな原因だと言えるでしょう。いざ保育士になると決めて、保育士資格試験に合格してからも、就職先の選択に悩む方は多いのではないでしょうか?

そこで今回のこのコラムでは、「保育士の離職率が高い5つの理由」と「ブラック企業の見分け方」をご紹介します。

保育士を離職しないためにも・・・

働きやすい環境を見つけるためには、過去に保育士をしていた人がなぜ保育士を辞めたのか、何が理由で離職までにいたったのかという理由を知ることが重要になってきます。これらの理由を事前に確認しておくことで、自分と合う素敵な職場に出会える確率を少しでも上げていきましょう!

そのことにあわせて確認しておきたいこととしては、ブラック企業の見分け方を知ることです。”企業の見分けができる”ということは、自分の就職先に合っているのかどうかという判断が出来るということに繋がります。つまり就職したもののすぐに挫折、離職するというリスクを軽減できます。

 

保育士は「子どもの健やかな人格形成を支援する尊い仕事」です。人間関係や福利厚生などの職場環境が整っている就職先さえ見つかれば、やりがいあふれる毎日が待っているはずです。

より良い環境の中で、保育士として楽しく生き生きと働くことができるように、理想の就職先選びをするに際して、失敗事例にも目を向けてみてください!色々な事例を知る事が必ず役に立つはずです。

保育士の離職率が高い5つの理由

退職

 

その1)サービス残業

保育士業界では残念ながら、“サービス残業が当たり前”という風土が根強くあります。所定の勤務時間は、あくまで子どもを預かる「保育園」としての勤務時間。保育士の業務にはそれに加えて、クラスの清掃や事務作業、行事や製作物の準備など、子どもたちと生活をするほかにも、「子どもたちの生活を支える業務」がたくさんあります。しかし、これらの業務に関しては、全てサービス残業としてまかなうことになっている園が多いようです。保育士を離職した方の中にはこのサービス残業に不満を感じ、「離職を決意した」という声も・・・

その2)有給休暇がとりにくい

有給休暇を申請しようとしたら先輩保育士に嫌みを言われた、というのは一般企業でもよくある話。有給休暇の制度があっても、実際にお休みを取得できないとしたら、意味がありません。申請するにしても多忙な時期は避ける等、多少の配慮は必要ではありますが、有給休暇の取得は、労働者として当然の権利です。十分な休養をとりリフレッシュすることで、休暇開けの仕事のモチベーションアップにもつながります。年間で1日も有給休暇を取得できないとしたら、残念ながら良好な職場環境であるとは言えません。

その3)職員同士の人間関係

保育士はどうしても女性が多い職場です。”派閥”とまではいかないものの、いくつかの仲良しグループができていて、互いのやり方に陰口を言い合っている、というケースはよくあるようです。

その4)産休が認められない

自分の雇用形態の福利厚生に産休・育休制度があっても、暗黙のルールとして「妊娠をしたら退職」という風土がある保育園が多いようで、産休・育休制度があってもなかなか取得できないのが実情です。経営者の方針と言えばそれまでですが、臨時の雇用にかかる費用捻出が難しいことが、理由として考えられます。

その5)福利厚生が十分でない

地方自治体が運営する公立保育園に正規職員として採用されれば、公務員となるため、手厚い福利厚生を望むことが可能です。一方で、小規模な私立保育園に就職すると、健康保険や年金制度、社会保険制度・福利厚生制度が整っていないことがよくあります。その場合、国民年金、国民健康保険の支払いを自分で行うことが求められることもあります。結果、毎月の手取りお給料は13.5万~15万円程度になる方もいるようです。

 

離職しないためにブラック企業を見分ける方法

就職活動
 
●サービス残業上等保育園

「サービス残業なし!」という保育園はなかなか無く、出会うのは難しいかと思いますが、職場選びの際に出来るだけ残業の少ないところという形で探すことは出来ますよね。

自分の就職する保育園が、”仕事を先に終わらせて帰ろうとすると、「え!?もう帰るの!?」というような嫌な顔をされる”残って仕事をするのが当たり前””先輩より先に帰るなんて言語道断!”なんて園では困りますし、入ってからも続くような気がしませんね。

 

このようなサービス残業が当たり前というタイプのブラック保育園を見分けるコツは、求人票の勤務体制と残業の記載に注目すること。まず、シフト制を採用している保育園の場合は、時間帯による分業ができていて、過度な長時間労働を強いられるリスクが低いと言えます。しかし、最近では「シフト制」という保育園が増えていますので、可能であれば直接保育園の職員に確認をしておくのがよいでしょう。

残業代の支給の記載については、「みなし残業代込み」なのか「別途支給」なのか、で大きく異なります。みなし残業代込みなのだとしても、そのみなし分に見合う残業時間なのかという点も重要なポイントになってきます。別途支給の場合でも具体的な金額と残業時間を明確にしておくことをオススメします。求人票だけでは判断しかねる部分は、それとなく面接で確認するといいでしょう。

●休みなし!娯楽禁止保育園

“休暇”というのは仕事へのモチベーションを高めるためにも、気分転換をするには無くてはならない時間です。しかし、休みの希望を伝えたり、申請をしようとしたりすると、上司や周りの保育士が嫌な顔をして、「先輩の保育士が有給(休み)の申請を出してからにして」と言われる、といった状況だとなかなか言い出せませんね。このタイプの休暇を嫌がるようなブラック保育園を避けるためには、面接時に有給取得率を聞いてみること。ここで面接官が怪訝な顔をする場合は黄色信号、言葉を濁すようなら赤信号です。自分で待遇面の質問をしにくいという場合は、就職サイトを利用して、コンサルタントに代わりに調査をお願いしましょう

現在保育士として仕事をしているが、今の保育園は仕事がしにくく離職を考えている場合には、転職サイトを利用して、次の職場が同じような環境でないかということを確認しましょう。この時も同様に、コンサルタントへの相談をすることオススメします。休暇など仕事をする上で重要事項の不明点で聞いておくべきことを必ずクリアにしておくことは失敗しない就職への王道です。

●THE派閥保育園

保育士同士の関係は、実際に組織の中に入ってみないと分からないもの。しかし仕事をする上では、常に人間関係が付きまとうものですよね。就職しようか検討している保育園に対しては、職場見学やインターンシップをお願いし、保育士の年齢層、性格、風土を自分自身で確認することをおすすめします。自分に合うか合わないかというのは、1日その職場にいると一定レベルは分かるもの。どことなく保育園の空気に違和感があるようなら、就職後に人間関係に悩むリスクが高いと言えます。その際には、一旦別の就職先を検討するなど、自己防衛の姿勢を持つことが必要であると心得ましょう。

●産休・育休!?何のこと保育園

「将来自分の子どもがほしい」と考えている方は休暇の中でも、”産休・育休”というのは重要なポイントになりますね。しかし産休・育休が当たり前のように取れる保育園は数が限られており、さらには「産休・育休!?取るの!?」というように、当たり前のように取得を否定してくる保育園も中にはあるようです。

このタイプのブラック保育園を見分けるためには、就職時の面接で面接官の質問の意図を注意深く考える事が大切です。「結婚をしても仕事を続けたいと考えますか」「失礼ですが、お子様ができたら、お仕事はどうするおつもりでしょう」、この類いの質問があれば要注意です。

質問がなかった場合でも、「できれば、1つの園で長期間キャリアを積みたいと考えています。御社では、産後復帰をした職員の事例はございますか。」等、失礼のない範囲で、相手の考えを探ることは可能です。女性にとって、結婚、出産は、大きなライフイベント。近々その予定を控えている方ほど、事前に就職先のあり方を調査しておくと安心できます。

●福利厚生ゼロ保育園

福利厚生というのは保育園での仕事だけではなく、どこの企業でも仕事をするにはとても重要で抑えておきたいポイントですよね!より良い福利厚生の保育園を見つけるための対策としては、募集要項に「社会保険完備」の記載があることを確認してから応募することが有効。

他、派遣社員として保育士になることも有効な対策です。大手の派遣会社であれば、その会社の社員として、社会保険への加入が認められます。保険の他にも、年次研修や各種補助金を考慮すると、直接保育園の正社員になるより、ずっと手厚い保証を期待できることもあります。賃金交渉、労働時間、条件面の交渉は、派遣会社の営業担当が行うので、家庭の都合を優先しやすい職場が見つかるメリットも。正社員ではない働き方を選ぶことに抵抗を感じない方にとっては、かえって好条件の勤務先を見つけやすいと思います。

 

以上、保育士の離職率が高い理由と就職先を選ぶときのポイントを紹介してきましたが、いかがでしょうか。条件だけが全てではないものの、保育士の仕事は体力勝負の現場です。過酷な環境でストレスを溜めて体調を崩しては元も子もありません。上記のような対策を取り入れて、悔いのない就職先を見つけ選択して頂ければと思います。

 

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