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2016.08.30

「進路に迷う方」に送る現役職員に聞いた保育士として求められる資質とは

幼い頃から保育士に憧れを持ちつつも「自分には保育士としての資質があるのか?」、そんな疑問を感じている方いませんか。

幼い頃から保育士に憧れを持ちつつも「自分には保育士としての資質があるのか?」、そんな疑問を感じている方いませんか。その悩みを感じるあなたは、保育士の専門学校卒業を目前にして、進路に迷っているまっただ中かもしれません。

そんなあなたの迷いをぬぐいさり、決断を後押しするために、現役保育士として働く方に、保育士として必要とされる適正要素をまとめてみました。これらに目を通して頂ければ、自分は保育士になるべきかいなか、進路の悩みから解決するヒントとなるでしょう。

実際に保育の現場でよく言われている「求められる適性」だけをピックアップしてまとめたので、信頼性はお墨付き。自分や今後の目標を見つめ直す意味もこめて、ぜひ目を通して頂ければと思います。

現役保育士の考える保育士の資質

その1)子どもが好き

保育士になるにあたって何より重要な要素は、子どもが好きであること

当たり前のことですが、毎日子どもと接していくのですから、心の底から子どもを愛する心がないと難しい仕事です。

たとえば、街角で子どもを見かけた時、自然と笑みがこぼれたり、公園で読書をしている時、知らない子どもが話しかけてきたとしても、臆することなくおしゃべりを楽しむ事ができたり。自分の子ども以外の子どもにも接することが苦でない方は、保育士の仕事に向いています。

その2)体力に自信がある

保育士は、身体が資本の仕事です。

たとえば、0歳児~2歳児、乳児・未満児のクラスの担当になったら、泣いている子どもを1日中抱っこしていなくてはいけない場面があります。

2歳児ともなれば、体重は7~8kg、その重さを抱きかかえるとなるとかなりの重労働であることが容易に想像できるはずです。

3歳~5歳のクラスの担当なら、鬼ごっこやかけっこ、遊び相手になるためにかなりの距離を走り回る必要が出てきます。保育園の周りをお散歩する時間には、数キロ単位を歩くことを覚悟しましょう。

子どもの相手以外にも、施設の掃除をしたり、連絡帳を書いたりと事務作業が山積み。イベントごとでは、テントの組み立て、ライン引きなど、女性であっても、力作業を難なくこなす体力が要求されます

その3)芯が通った人間である

世間的なイメージでは、保育士は優しい人が多いと考えるはずです。確かに優しさは必要ですが、子どもが間違ったことをした時には、厳しく指導をすることが求められます。

ただし、頭ごなしに叱りつけるのではなく、どうしてその行動がいけないのか、子どもに理解をさせるための「優しさを秘めた厳しさ」である必要があります。

正しく諭し、節度ある行動を促すとことは、保育士としても、忍耐力と信念が必要な行為です。子どもを信じて、筋が通った説得を続けることができる芯の強さのある人は、保育士としての素質があると言えるでしょう。

その4)相手を理解する心がある

保育イメージ

保育士が相手にするのは、自分の気持ちをまだ上手に表現することができない子どもです。子どもの微妙な表情や態度の変化を読み取って伝えようとしている内容を推測し、理解し、臨機応変に対応することが求められます。家庭環境、価値観が異なる子どもを理解し、傷つけないように接するために必要なのは、相手を理解する心そのもの。

目の前の子どもは今、自分に何を伝えようとしているのか、何を訴えているのか、子どもの真意を推測し、共感してあげることが、子どもの何よりの癒しになる場合もあります。

保育士自身が豊かな感受性、表現力を養うとともに、常に一人一人の子どもに対して、高いアンテナを張り、子どもの気持ちになって接していく、きめ細やかな心配りが重要であることを認識しましょう。

その5)コミュニケーション能力

保護者、地域の方とのコミュニケーションをはかることも、保育士の仕事の1つです。特に、お迎えの時、保育園での子どもの様子を分かりやすく、簡潔に保護者に伝える能力は不可欠です。

また、初めての子育てに悩む保護者から、子どもとの意思疎通をはかる方法、トイレトレーニングや歯磨き、しつけの方法、悩み相談を受ける場面も考えられます。上手に保護者を励まし、指導、円満な家庭をサポートする役割が求められます。経験が浅い保育士の場合は、先輩保育士と連携し、施設が一丸となって、保護者のサポートにあたることが必要な場面もあるでしょう。その際には、相談内容と保護者の考え、子どもの様子と状況を、先輩保育士に正しく伝えることが不可欠。やはりここでも保育士同士のコミュニケーションがカギになるというわけです。

 

以上、保育士として求められる5つの素質を紹介してきましたがいかがでしょうか。「これならきっと大丈夫」と保育士としての就職に自信を持つことができた方もいれば、「私には難しいかも」とより不安な気持ちが大きくなった方もいると思います。

 

自信がついたと言う方は、後は自分にあった就職先を探し、希望にあふれた保育士の道をスタートするだけ。子どもからも保護者からも愛される保育士としていち早く活躍できることができるよう、自分の信じた道を邁進してください。

やや不安、という方には、各自治体や民間施設が開催しているインターンシップ制度に申し込み、保育士の仕事を実際に体験する、ということからはじめてみるのはいかがでしょうか。会話が苦手、と、自己評価をしていても、思ったよりもスムーズに、子どもとも保護者とも会話ができる方もたくさんいます。体力に自信がないという方でも、「保育士としてキャリアを積む」強い想いさえあれば、身体の方が環境に順応することが考えられます。

 

あなたは、何らかの想い、夢を持って、保育の専門学校に入学しているはずです。一時の不安だけで保育士の道を諦めてしまい、後悔することだけはないようにしてください。夢を持ってチャレンジしていけば、結果が後から付いてくるということもあります。一人でも多くの方が、自分にあったキャリアの選択ができるよう、心から応援しています。

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