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2016.09.01

初めて転職する保育士必見!職務経歴書の書き方

保育士も職務経歴書が必要なの? 初めて転職する保育士にとって、転職することに不安を抱えているということはもちろ […]

保育士も職務経歴書が必要なの?

初めて転職する保育士にとって、転職することに不安を抱えているということはもちろんですが、その中でも苦戦することが多いのが、「職務経歴書」のようです。初めての転職を前に「そもそも職務経歴書って何?」と疑問に思っている保育士さんも多いのではないでしょうか?

履歴書やエントリーシートなら、新卒のときに書いたことがあり提出したことがあるかもしれませんが、職務経歴書はなかなか書く機会がないので難しいと考えてしまうようです。職務経歴書は転職する人なら避けては通れない道ですが、コツを覚えてしまえばそんなに難しいものではなく、苦手意識を持たずに書くことが出来るのでご安心くださいね。

今回は、転職活動をしようと考えている保育士の皆さんへ、職務経歴書の書き方をレクチャーします!
 

職務経歴書ってどんなもの?

職務経歴書とは、「現在までの仕事における経験やスキルをアピールする書類」です。主に履歴書だけでは分からない、「今までどんな保育園でどんな仕事を担当してきたのか」など、あなたがしてきた業務内容を具体的に書き記すものです。

 

また職務経歴書には決まった形式がないので、必要事項さえ書かれていれば基本はどんなものでも大丈夫です。職務経歴書を自分でつくるのが面倒という人は、フォーマットを無料配布しているウェブサイトからダウンロードして印刷したり、市販の職務経歴書を購入したりするのがよいでしょう。

保育士の転職活動は、ほとんどが書類選考から始まります。自分をアピールでき、相手との第一のタッチポイントになるせっかくの機会なので、履歴書や職務経歴書は適当なものを提出するわけにはいきませんよね。

そこで、職務経歴書のココは押さえておきたい!というポイントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
 

職務経歴書に必ず書くべき4つのポイント

職務経歴書を書くときには、次の4つの内容を必ず入れましょう。

1.職務経歴
2.業務内容
3.取得資格
4.自己PR
 

1.「職務経歴」の書き方

職務経歴は、これまで「どの保育園」で「どれくらいの期間」働いていたか知らせるものです。履歴書と同じように時系列に並べ、いつ入職して退職したのかを箇条書きで簡潔にまとめましょう。

保育園の正式名称を書くのはもちろんですが、保育園の形態、園児の数や保育士の数も記入しておきましょう。そうすることによって、採用側が、あなたが以前の勤めていた保育園のイメージをしやすく、採用の際にマッチングしやすいからです。

もう一つ記入しておくべきポイントは、そこの保育園であなたが何歳児クラスの担任をしていたのかということです。例えば、乳児クラスを担当している経歴が長い保育士に、いきなり幼児クラスの担任を任せるということは少ないでしょう。このようにあなた自身の経歴を正確に記入をしておくことで、転職後のあなたの、保育士生活が充実したものになるのかという部分にも繋がってきます。さらに担当クラスの記入をするのと一緒に、担当クラスでの担当業務(担任、副担任など)も記入するようにしましょう。

 

経験年数が長い方や、主任などの役職に就いていた方は、“経験者”という大きな強みを持っていることになりますので、これらを正確に記入して、自分の経験を存分にアピールしていきましょう。

保育園の情報や、自分の経歴をできるかぎり詳細に記入することで、職務経歴書を読む人にどんなところで働いていたのか伝わりやすくなりますし、面接時スムーズに話が進むでしょう。

POINT!
・箇条書きで分かりやすく
・保育園の名前は正式名称で書きましょう
・認可、認可外などの施設種別も書いておきましょう
 

2.「業務内容」の書き方

業務内容の欄は経験と能力をアピールするところ。きちんと評価してもらえるように、できるかぎり具体的に書きましょう。

たとえば「お誕生日会の企画と進行を担当した」と書くだけでは、それが一体どれくらい大変だったのか、職務経歴書を読んだ人にはうまく伝わりませんよね。具体的な開催人数などの情報、どんな取り組みをして成功させたか、それによってどんな成果・評価が得られたかまで書くことで、あなたの頑張りが評価してもらいやすくなりますよ。

POINT!
・業務内容は「何をしてどんな結果が得られたか」を具体的に書きましょう
・要点をコンパクトにまとめましょう
 

3.「保有資格」の書き方

取得資格は保育士に関連するものはもちろん、TOEICやTOFELなどの語学関連の資格や保育士免許以外の専門資格などを書いておくのもよいでしょう。応募する保育園の方針によっては、保育とは直接関係のない資格でも意外なところで評価につながるかもしれません。

POINT!
・取得年月と取得資格をセットで書きましょう
・取得資格は正式名称で書きましょう
 

4.「自己PR」の書き方

履歴書でも、職務経歴書でも最も重要だといわれるのが「自己PR」です。自己PRは志望理由に絡めながら、その保育園に入職してどのように働きたいのか、という熱意と意欲が伝わるように書きましょう。

中途採用の場合は新卒と違い、経験のある保育士として即戦力となることを期待されます。そのため、今まで積み上げきた実績やスキルをきちんとアピールして、それが次の職場にどう活かせるのか、どう貢献できるのかまで書くようにしましょう。

 

文章を書くのが苦手でも、どこかで聞いたことのあるようなフレーズをまるっきり真似るのではなく、しっかり自分の言葉で伝えることが大切です。何を一番に伝えたいのかということを明確に、分かりやすく書けるのが理想的ですね。上記にもお伝えしたように、職務経歴書には決まった書式がありません。そのため、自己PRでは伝えたいことを「見出し」にして書き始めるのも良いでしょう。

職務経歴書の自己PRを書くスペースは限られています。そのため「分かりやすく、簡潔に」というのがポイントになってきます。文章の量や文字の大きさにも配慮して記入してみてくださいね!

POINT!
・これまでの実績やスキルを活かして何ができるかを書きましょう
・将来のビジョンや長期的な目標を書くと意欲をアピールできます
・自分の言葉できちんと伝えてみましょう
 

保育士の採用試験

 

あなたらしさが伝わる職務経歴書を目指そう

人気のある保育園では求人の応募が殺到することも。採用する側は複数の応募書類に目を通すので、自分らしさと熱意をアピールして「この人と会ってみたいな」と思わせる職務経歴書の内容を目指しましょう
 

提出前には見直しを!

無事に履歴書や職務経歴書の提出の日になり、書類を見直した際に、「誤字や脱字があった」「字が曲がっている」なんてことがあったら困りますよね・・・。

 

そんなことが無いようにするためにも、余裕を持った準備をすることはもちろんですが、履歴書や職務経歴書を書き終えてから、必ず確認や見直しをするようにしましょう。見直す際には「年月が間違っていないか」「自己PRがまとまって書けているか」といった点に注意してみると良いでしょう!第3者の友人や親に見てもらうというのも一つの方法です。

また、書類の提出をする際には、提出する書類のコピーをとっておくとよいでしょう。面接時、面接官はその履歴書や職務経歴書を元に質問をしてきます。コピーの提出書類を用いて、事前に質問に答えられるように準備をしておきましょう。

 

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