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2019.12.23

定年後の人生どう生きる?65歳で保育士に!

「定年後はどういう生活を過ごそう?」「定年後も、身体が元気なうちは働きたい」「定年後の仕事はどのように探したら […]

「定年後はどういう生活を過ごそう?」
「定年後も、身体が元気なうちは働きたい」
「定年後の仕事はどのように探したらいいのだろう?」

定年後の過ごし方で悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
また、「定年後も働きたい」と考えている方の中には、「全く新しい分野での仕事ではなく、これまでの経験やスキルが活かせるような仕事をしたい」と思う人も多いことでしょう。

今回は、定年後の過ごし方で保育士という選択肢は「可能」なのか、働くときにはどういうことに気を付けると良いか、記事にまとめました。

60代でも保育士になることは可能?

少子高齢化により、働き手が不足することで国力が弱まることが懸念されています。安倍政権は働き手を補うべく、「1億総活躍社会」の実現を目指して女性や外国人などの雇用を促進するような政策を打ち出しています。
また、年金などの社会保障費の財源問題から年金受給開始年齢のさらなる引き上げが検討されており、老後の不安から「体が健康なうちは、できるだけ働いていたい」と考えるシニア世代も増えてきています。

そんな現状もあり、「定年後の65歳から保育士として働き始めることは可能か」ということを考えると、結論から言うと「可能」です。

実際に、定年後に保育士試験を受験し、資格取得してから保育士として働き始めた人もいます。少子高齢化により働き手が不足しているというのは先に述べた通りですが、保育業界も例外ではなく、慢性的な人材不足の状態だからです。

「保育所の待機児童問題」は、ここ10年程で多くのメディアに社会問題として取り上げられるようになりました。それと同時に「保育士の慢性的な人材不足」も認知されるようになってきています。
中には、国が定めた保育士の配置基準が満たせないために子供を受け入れることができず、
休園・閉園せざるを得ない保育所もあるほどです。

厚生労働省が発表した『保育士の有効求人倍率の推移』によると、平30年11月時点では3.2倍(※参考2)でした。東京都に限れば、6.4倍です。

このように、「シニア世代の就労意欲が高さ」と「保育士の慢性的な人材不足」・・・という現状があり、需要と供給の関係が成り立っていることが分かると思います。定年退職者でも、保育業界で働く受け皿はたくさんあります。
とは言え、実際に保育士として働くときに気を付けるべきこともあります。

<参考>

厚生労働省『保育士確保集中取組キャンペーン』

厚生労働省『今後の高齢者雇用の現状と課題について』24ページ

定年後に保育士として働く際に気を付けること

気を付けることは主に3つ。

一つ目は、「健康状態・体力の状態はどうか」ということです。

子供相手が基本の保育士の業務。子供たちの底なしの体力と予測できない行動によって消耗する体力と気力は、想像以上です。せっかく保育士として働き始めても体力が理由ですぐに辞めてしまうことになれば、また最初から仕事を探さなければなりません。

自身の体力や健康状態をよく理解し、「働き始める」ことよりも「働き続けられる」勤務条件を園側にも伝えることが重要です。

二つ目は、「年金や健康保険を考慮した働き方を選択する」こと。

年金を受給しながら働くのか受給開始年齢を遅くして給与のみで生活していくのか、ということだけでなく、厚生年金に加入する働き方(フルタイム社員など)をするか加入しない働き方をするか(パート勤務など)を考えておくことが重要です。

場合によっては、「在職老齢年金」が適用されず全額支給停止となることがあるからです。この「在職老齢年金」は、公平性を保ち就業意欲の妨げにならないよう2020年中に見直しが行われる予定です。

<参考>

日本年金機構『在職中の年金』

厚生労働省『在職老齢年金の見直し』

最後は、「家族の理解は得られているか」ということ。

定年後の過ごし方について、パートナーや家族とよく話し合いビジョンを共有しておく方が良いでしょう。

定年後に家族との過ごし方をどう考えているかによって、勤務できる時間が変わってくるからです。特に保育士は、土曜出勤や早朝・遅番勤務が望まれる保育士人の方が採用されやすい傾向にあります。ワークライフバランスがうまく取れるような働き方はどういう働き方なのか、保育士以外の選択肢も視野にいれながら考えてみましょう。

どんな条件で選ぶべき?

保育士として最もハードルが低い働き方は、「パート勤務」で働くことでしょう。

体力面でも家族との時間でも、年金が減額(または支給停止)にならず全額受給しながら働くにも、パートの働き方であればいずれも上手に兼ね合いを図ることができます。

さらに、「パート勤務」の最大のメリットと言えるのは、保育士資格を取得せずとも働くことが可能なことです。保育士資格を取得するには指定養成校を卒業するか合格率20%程の国家試験に合格する必要がありますが、定年後すぐにでも保育士として働くことができるのが「パート勤務」の働き方です。

とは言え、最も「定年後に保育士として働くのはどうか」「その働き方は何が最も良いのか」、最適な選択肢は一人ひとり異なります。情報を総合的に集め家族とビジョンを共有し、必要であれば専門機関に相談するのも良いでしょう。

第二の人生で働く、セカンドキャリア。無理なく、活き活きと過ごせるものにしたいものです。


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